【買ってはいけない夏物グッズ2】:インテリアドアストッパー(アンカー)/1380円
碇の形をしたドアストッパーで、部屋をマリンテイストにしたい人をターゲットにした商品であることはわかる。
ドアストッパーとは、文字通りドアを開放したままにしたいときに使うストッパーだが、こちらは実際にそのような用途で重宝するというよりは、オブジェとしての要素が強い商品だろう。
そう考えると、この“碇型のオブジェ”は、悪い意味で“トレンディドラマ全盛期の90年代”の雰囲気を醸し出しており、微妙にダサいように感じる。
実は、ニトリではこのようなマリンテイストのインテリアグッズを多数ラインナップしており、もちろん中には部屋の雰囲気をオシャレにしてくれるであろうものも多い。だが、このドアストッパーのように微妙に古めかしい印象のグッズも少なくないため、チョイスする際は気を付けてほしい。
【買ってはいけない夏物グッズ3】:ビーズソファ 小 本体(Nストレッチ)/4621円 ビーズソファカバー 小(Nクール H)/1843円
最後の「買ってはいけない夏物グッズ」として紹介するのは、ビーズソファと、そのカバーのコンビ。こういったビーズソファはニトリ以外にもさまざまなブランドから発売されており、“人をダメにする”のキャッチフレーズで人気を博している。
しかし、“人をダメにする”ほど心地よいフィット感の座り心地ということなのだが、実はこのビーズソファは、ギックリ腰や腰痛の原因となる危険性をはらんでいるのだ。
詳しくは、2017年3月11日付当サイト記事『大人気「人をダメにする」クッションは「腰をダメにする」? 同じ姿勢が体に与えるダメージ』を参照いただきたいが、このソファに座った際の姿勢や、同じ姿勢で長時間いることが、ギックリ腰や腰痛を引き起こす原因になることもあるという。
つまり、これはニトリの商品に限らずビーズソファ全般に言えることであるし、そもそも「買ってはいけない」「使ってはいけない」と言うと語弊があるかもしれないが、腰痛などの危険性を伴っているということは、購入前に頭に入れておきたいところだろう。
さて、ここまでの話はビーズソファ本体についてだが、「Nクール」シリーズのビーズソファカバーを“買ってはいけない”理由もお伝えしておこう。実は、このソファカバー自体には何もウィークポイントはなく、むしろ夏場に涼しく過ごせる素材のため、抜群の快適性能を備えている。
だが、その抜群の快適さこそが結果的にマイナス要素となってしまうのである。前述したとおり、ビーズソファで長時間同じ姿勢でいると、腰痛の原因になることもあるのだ。つまり、涼しく快適であるがゆえにビーズソファで同じ姿勢を取り続けるという状況を、手助けしてしまう恐れがあるのだ。
今回、失礼ながら「ダサい」と評したグッズも、そのデザインが好きならば購入しても、もちろん問題はない。このセレクトを参考にぜひニトリの夏物グッズで、今夏を快適に過ごしていただきたい。
(文=A4studio)
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