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魚が釣り糸を引っ張る抵抗感や釣り針から魚を外す際の感触など、普段の生活では味わえない感覚を楽しみながら軽快に釣りを続けていたが、途中から餌だけもっていかれて不発に終わることが多くなってきた。
店員さんにアドバイスを求めたところ、「釣糸の錘を完全に水底につけて、少し糸をたるませて、魚が餌に食いついている瞬間を狙って引き上げるといいですよ」とのこと。実践してみると、なるほど、少しずつだが成功率が上がってきた。
ほかにも、餌を投げ入れる位置や水中での釣り糸の動かし方など、いろいろと試行錯誤していたら、いつの間にか1時間ずっと釣りに没頭していた。最初の不安はどこへやら……である。
自分で釣ったホンモロコのから揚げを食す
終了後は、店員さんが釣った魚を調理してくれる。調理方法はから揚げと天ぷらがあり、今回は「オススメ」とのことでから揚げを選択した。
頭からまるごとから揚げになったホンモロコは、淡白で上品な味わいながらも肝のほろ苦さがあり、しっかりとした下味も相まって、お酒が進みそうなおいしさだ。骨がやわらかく身もフワフワしているため一口で食べられ、あっという間に7匹全部たいらげてしまった。
ちなみに、魚ではなくテナガエビを釣ることを選んだ場合は、釣った数とは関係なく、オニテナガエビのグリル(1匹分)を食べられるとのことだ。
釣り堀自体は都内にもたくさんあるが、同店の特色は、やはりオシャレなカフェ空間で気軽に釣りを楽しめるという点だ。においや汚れを気にする必要はなく、屋内なので防寒対策なども必要ない。デートで訪れても良し、女性同士でお茶がてらに訪れても良しだ。実際、今回も2人組の女性客がちらほらおり、カラオケやボウリングと同じようなレジャー感覚で楽しんでいるようだった。「カフェで釣りデビュー」というのも、なかなかオツではないだろうか。
(文=A4studio)
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