充電式クリーナ CL107FDSHW/本体のみ標準小売価格:7700円(税別、以下同)
調査のため筆者が足を運んだホームセンターで店員の方に話を聞いたところ、やはり「人気がある」とのことだった「充電式クリーナ」。同シリーズのなかでも、2016年に発売されて以降、長い間支持を得ている超人気モデルが「CL107FDSHW」だ。
シンプルな見た目で、持ってみても非常に軽い同製品。本当にキレイに掃除できるのかと疑問を抱いてしまうところだが、プロも認める性能は本物。十分すぎるほどの吸引能力で、ホコリを漏れなく吸いこんでくれる。
また、先ほどの店員によれば、「ダイソンなどと比べても、動作の音は静か」とのことだから、騒音の心配もなさそうだ。しかし、充電式のバッテリーは約20分しか持たないという。一軒家全体を掃除するといった用途より、一部屋をとことんキレイにしたいときや、自家用車の清掃、一人暮らしの方に向いているようだ。
ちなみに、前述のホームセンターで「充電式クリーナ」は、家電や掃除機のコーナーではなく、高圧洗浄機やブロワー、工具の近くに置かれていた。店舗で探す際には、ご留意いただきたい。
充電式クリーナ CL108FDSHW/7100円
マキタの「充電式クリーナ」は、さまざまなタイプがラインナップされているのも魅力。「CL108FDSHW」は、上記の商品と同じ「10.8Vスライド式」のバッテリーを採用しているが、集じん方式に違いがある。
「CL108FDSHW」が搭載しているのは、カプセル式という集じん方法。「CL107FDSHW」の紙パック式とは違い、定期的なお手入れが必要となるものの、水洗いすることで繰り返し使えるフィルターが採用されているため、ランニングコストがかからず経済的だ。
また、カプセル式の集じん方式はそのままに、手元のスイッチがボタンではなく、こまめな切り替えがしやすいトリガーが採用されている「CL106FDSHW」や、バッテリーが内蔵式のもの、より強力な14.4Vや18Vのバッテリーを搭載した上位モデルなども存在している。用途、予算などに応じて、自分に合ったものを選ぶことができる。