一人社長の場合、自宅兼事務所ということも少なくありません。または、どこかに会社は間借りなどで置かしてもらってはいるけれど、普段の業務は自宅やカフェでやっているというケースも多いでしょう。
そんな場合、どうやって秘書を雇って仕事をしてもらえばいいのでしょうか? 一緒にカフェに来て仕事をしてもらうのでしょうか?
こんな狭苦しい小汚い部屋に、秘書が来てくれるわけありません。とすると、一人社長の状態だと、社長秘書に出会うことはできないのでしょうか。せっかく、リスクを背負って独立し、一国一城の主となり、これから世界に打って出ようという時なのに、理想とした社長像には、まだまだ到達できないのでしょうか。
こういう悩みを解決するサービスがないものかと探してみると、求人情報ばかりに行き着きます。ある程度のスキルを要求すると、それなりに時給を払う必要があることがわかります。それは当然のことなのでいいのです。でも、一人社長は、家に秘書を呼ぶことができません。でも、雑用が、今この瞬間にもたまっていきます。逆説的ですが、とはいえ、1日何時間分も雑用があるわけでもありません。
結局それを解決するためには、スポットで業務を頼める秘書じゃないと困ります。そして、私の部屋に来なくても業務をこなしてくれる秘書でないといけません。こうなると、結局外注先とどう違うのだということにもなりますが、例えば以下のようなSOHO(小さなオフィスや自宅などでビジネスを行っている事業者)を探すサイトや、クラウドソーシング(不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態)のサイトをみると、「秘書」や「アシスタント」という項目があります。
しかし、これらのサイトは、どうしてもスキル別にカテゴライズされています。たしかに、ピンポイントで特定の業務を依頼したい場合に、外注先として誰に頼んだらいいのかわからない場合には、クラウドソーシングのサービスは便利かもしれません。スポットのデザインやコーディングなどは、いつも発生するわけではないけれど、時々出てくるわけです。
そんな場合、常時雇用するわけにもいきませんし、突然その業務をこなせる人材を確保できるとも限りません。しかし、通常、一人社長の頼みたい仕事は、メール書きであり、Word作業であり、リサーチであり、予約でありと、やはり「秘書」「アシスタント」と呼ぶしかないような業務なのです。
●パーソナルアシスタントサービスの「Kaori-san」
そういう縛りで探していくと、一人社長のニーズにマッチするオンラインサービスがあります。ランドラッシュグループが提供する「Kaori-san」というオンライン「パーソナルアシスタント」サービスです。同社はこのサ―ビスを次のように説明しており、まさに一人社長にはうってつけのサービスかもしれません。
「毎日、済ませなければいけないことがたくさんあります。あなた一人で全部やろうと思わないでください。Kaori-sanはあなたの生活をシンプルにするためのサービスを提供しています。たまにしか使わない人にも手が届く料金で、スキルを持ったビジネス秘書・パーソナルアシスタントサービスを利用できるようになりました」