M氏、S氏…聖人君子を装う、あの有名経営者たちの素行?派手な女遊び、裏で別会社経営…
文=HOTEL&RESTAURANTS JOURNAL編集部
「接待交際費を使うようになると、接待をうたって、次の日、平気で昼に出社してくるようになる。それがスタンダードになってくると会社に緊張感がなくなる。また、いくら役員だからって、管理職全員が昼出社になったら、管理する人間が午前中はいないのと同じですから。接待を禁止すれば、自分のお金で飲むしかなくなる。そうなれば、度が過ぎることはしません」
野村証券元会長の田淵節也氏は、主幹事となった企業の経営者が遊んでいるという話を耳にすると、その経営者を叱りつけたといわれている。与沢氏にも、そういった行き過ぎをたしなめる大人がいれば、経営破たんを防げたかもしれない。問題は、行き詰まった情報商材ビジネスではなく、自身を律せられなかったことにあるのかもしれない。
(文=HOTEL&RESTAURANTS JOURNAL編集部)