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グノシー上場に不安続出で暗雲 「第2のgumi」懸念 主幹事証券、またあの野村

文=寺尾淳/ジャーナリスト
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 株式市場にとって、新しい血が入ってくる新規上場は重要なイベントであることに間違いない。4月10日に日経平均株価は2万円の大台にタッチしたが、その前に2万円台に乗せていた「ITバブル」の2000年、国内では年間200件以上の新規上場があった。その後、リーマンショックで打撃を受けて落ち込んでいたが、今年は100件前後になると見込まれ、もし100を超えれば07年以来8年ぶりになる。新規上場の数は株式マーケットの活気のバロメーターといっても過言ではない。

 その足を引っ張ってほしくないという意味でも、Gunosyは、たとえ新規上場時に初値が黒星で投資家をがっかりさせたとしても、gumiのように上場直後の業績下方修正で投資家を怒らせて「第2のgumi」の汚名を着るようなことはあってはならない。
(文=寺尾淳/ジャーナリスト)

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