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JRA崖っぷち調教師東西編~的場均・古賀史生・柄崎孝・本間忍ほか~

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 先週まではJRA崖っぷち騎手を東西で紹介した。その後田中勝春騎手が意地を見せて人気薄での勝利を見せてくれた。この勢いでさらなる勝利を重ねてほしいところだ。

 さて今回は騎手ではなく調教師編だ。調教師も騎手同様に、優勝劣敗の熾烈な勝負の世界に身を置いている。そして騎手以上にコネクションや実力が必要となる職業でもある。また、騎手との大きな違いは、厩舎開業時点で3000万円ともいわれる資金が必要なことだ。騎手はムチ一本で全国を駆け巡ることができるが、調教師はそうはいかない。騎手や厩務員からの転身であれば、その時の預金があるかもしれない。運が良ければ引退する調教師から資金援助を受ける場合もあるが、ほとんどが銀行や馬主からの借り入れ、つまり始めから借金を抱えてのスタートとなる。

 その後は管理馬が活躍して賞金を稼いでくれればいいが、そうでない場合も少なくない。実際に70頭もの管理馬を抱え、毎年のように年間40~50勝する超一流の厩舎もあれば、30頭程度の管理馬しか集められず、年間5勝もできない厩舎も多数ある。

 2018年に5勝以下の関東所属厩舎は26厩舎(引退・新規開業含む)。対して関西所属厩舎は2分の1の12厩舎と、騎手だけでなく調教師実績も「西高東低」なのが現実なのである。そんな西高東低が生み出す東西格差は「圧倒的じゃないか…」とため息が出るほど。今回はその中でも選りすぐり(ほとんど関東だが…)の崖っぷち調教師を紹介しよう。

■的場 均(美浦)

 厩舎開業から19年で177勝。開業2年目から8年連続で2桁勝利を記録したが、2011年に前年の3分の1まで勝ち星が減ると、それ以降は1桁勝利が続き、昨年は過去最低の1勝のみ。今年も21回の出走で3着が1度のみと厳しい状況。2勝以上している管理馬はほとんどが7歳以上と、活躍馬の高齢化も進行中。定年まで残り9年、巻き返せるか。

■高橋 義博(美浦)

 厩舎開業から22年で126勝。2010年以降は1桁勝利が続き、昨年は過去最低の2勝。管理馬も30頭未満で、現役3勝馬は1頭、1勝馬が4頭、他は未勝利と実力的にも厳しい。加えてデビューした現3歳馬14頭は、合計40戦してすべて4着以下と今後も見通しは暗い。

■柄崎 孝(美浦)

 キャリア34年で通算267勝、重賞10勝の大ベテラン。とはいえ最後の重賞勝利は24年前の日経賞(G2)だ。開業3年目で皐月賞を勝利したが、ここ10年は若手調教師と社台グループの勢いに呑まれた印象。管理馬も30頭に届かず、年間出走回数も昨年は142回に激減し2勝まで。条件戦で好走する馬は何頭かいるが、現4歳馬で勝ち上がりは1頭のみだけに今後も厳しいだろう。

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