今年も、厳しい残暑がまだまだ続きそうだ。環境省が「熱中症対策」として、男性にも日傘の活用を促す取り組みを始めることを発表した影響か、今年の父の日のプレゼントとして日傘が爆発的に売れたという。実は男性用日傘の人気は昨年から高まっており、そごう神戸店では売り上げが前年比の約3倍になったというから、もはや必須アイテムといえそうだ。
日傘のメリットは、何よりも暑さを軽減できること。日傘を差すと、帽子をかぶっているだけの場合と比べて汗の量が約17%減り、暑さによるストレスが約20%低減するとの調査結果もある。また、紫外線を防ぐ効果も高いため、日焼け対策として日傘を取り入れる美意識の高い男性も増えているという。
男性が差していても奇異の目で見られることが少なくなってきた今、日傘を取り入れるのは、まさに“デキるビジネスパーソン”ではないだろうか。今回は、そんな男性向け日傘のおすすめ商品5選を紹介しよう(価格は税込み)。
LEKEY 超軽量晴雨兼用 折り畳み日傘/2499円
航空宇宙用アルミ合金をシャフトの素材として使用することで、135グラムという驚異の軽量を実現。一般的に“軽量”とうたわれている折り畳み傘よりさらに30%も軽いということで、その使い勝手の良さは想像にかたくない。また、折り畳んだサイズが21センチとビジネスバッグにも入る大きさのため、ビジネスパーソンにはありがたい。
形のみならず、もちろん日傘としても非常に優秀。紫外線カット100%、UPF(衣服の紫外線保護係数)は最高の「50+」を実現している。口コミでも「日中でも差すと光をまったく感じない」などと絶賛の声が相次いでいる。
Toplus 晴雨兼用 折り畳み日傘/1299円
軽量とくれば、コンパクト性に長けた商品も知っておきたいところ。Toplusの折り畳み傘は超軽量を売りにしているが、最大の特徴は折り畳んだときのコンパクトさだ。重量は183グラムと前述のLEKEYに劣るが、それでも缶コーヒーとほぼ同じ重さである。そして、折り畳んだときのサイズは全長18センチと、スマートフォンとほぼ同じ大きさだ。資料やパソコンなどでパンパンになったバッグにも容易に収納できる。
機能面では、傘布の二重構造で紫外線を99%カット。さらに、フライパンにも使用されるデュポン社製のテフロン加工が施されているため、抜群の撥水性で雨にも強い。また、弾力性に優れたグラスファイバーを傘骨に使用することで耐風性もあるので、晴れの日だけでなく雨の日でも重宝するだろう。
小宮商店 自動開閉 耐風晴雨兼用傘/3024円
日本橋の老舗傘専門店である小宮商店が厳選した晴雨兼用の折り畳み傘。特徴はワンタッチで開閉が可能なことで、ボタンを押すとシャフト(傘の中心の棒)が伸びてスムーズに天蓋が開き、畳む際もボタンを押せば自動で閉じるという優れもの。これなら、荷物を持っているときでもスムーズに開閉できる。また、傘袋もゆったりとしているので収納も楽だ。
それでいて紫外線は99%以上カットしてくれるので、使い勝手は申し分ないだろう。こちらも骨部分にグラスファイバーを使用しているため、耐風性に優れている。雨でも晴れでも、ワンタッチで手間なく使える傘なのだ。