クリスマス・イブの今月24日、大手宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」では大幅な配達遅延や、店頭でも予約した時間に客が商品を受け取れず数時間も待たされるという混乱が起きた。
当日、インターネット上には「店にすごい人だかり、行列ができている」「4時間以上待った」「クリスマスパーティーできないじゃねえか!」「19時に予約したのに、食べられたのは0時、なんのための予約なんだ? ふざけんな!」といった声が多数寄せられた。
この事態に関してドミノ・ピザは25日、HP上で「12月24日(土)は想定を大幅に上回るご注文をいただき、多くのお客様に配達遅延や店頭受け渡し遅延でご迷惑をお掛けいたしました。この結果を深く反省して、今後よりよいサービスを提供できるように、スタッフ一同で取り組んでまいります。このたびは大変申し訳ございませんでした」と、謝罪している。
ピザはパーティーにおける定番メニューの1つといえるだろう。家族や友人など大人数が集まる時ほど、みんなで楽しめる美味しいピザが重宝するのも理解できる。しかし、4時間も待たされるようでは、せっかくのパーティーも台なしだ。
そんな不測のアクシデントの際にオススメしたいのが、「自宅でピザをつくる」という方法だ。「ピザをつくる」と聞くとかなり手間がかかりそうだが、実はスーパーでピザシートを購入して、あとは好みの具材を乗せて焼くだけで、あっという間にピザができてしまうのだ。今回はそのお手軽さを知ってもらうべく、実際につくってみることにした。
まずは、近所のスーパーでピザシートとピザソースを購入。今回購入したデルソーレ「クリスピークラスト」は、直径約22cmのピザシートが2枚入っており、ピザソースとあわせて500円以下でゲットできた。
あとは自宅でピザシートにピザソースを塗り、チーズと好きな具材を乗せて焼くだけ。 今回はたっぷりのチーズにベーコン、ウインナー(チーズ入り)、マッシュルーム、パプリカ、コーンをトッピング。ちなみに、チーズ入りのウインナーを端に配置したのは、ドミノ・ピザでも人気のミミにチーズが入った「チーズンロール」を意識したからである。あとは、子どもが喜ぶように“お花”をイメージして楽しく盛り付けた。
下の具材が見えなくなるほど盛り終えたら、予熱したオーブンへ。今回のピザシートだと、本来は250度で5分ほどの焼き時間で済むらしいが、検証に使用したオーブンの設定温度や山盛り具材との兼ね合いで、様子を見ながらトータル10分ほど焼いた。
こうして、具材を切るところから焼き上がりまでに要したのは約40分。また、今回は材料もすべて購入したが、半分しか使わなかったものも多く、ベーコンや野菜も家にある食材で代用できるので、おそらく1枚1,000円以内で完成するだろう。その上、自分好みのピザをつくれるので、4時間待つくらいなら、ぜひ手づくりを試してもらいたい。
(文=編集部)