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GU、“ジジ臭さ”全開の危険ある“買ってはいけない商品”5選…ジャケット、シェフパンツ

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio
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GUの店舗(「wikipedia」より/わたらせみずほ)

「ユニクロ」と同じくファーストリテイリングが運営する「GU(ジーユー)」は、マストレンドを捉えたファッション感度の高いアイテムや、圧倒的なリーズナブルさで、人気を獲得しているブランド。

 初出店は2006年で、現在は441店舗(2020年5月31日現在)を展開。登場から数年は“ユニクロの劣化版”といったネガティブイメージが先行していたが、その後、若者を中心にブームとなり、現在はトレンドを押さえたリーズナブルブランドとして定着している。コロナ禍では苦境に陥ったアパレルブランドが多いなか、GUはSNS発信などを積極的に行い、コロナ以前よりもネット通販での売上が約4倍になったアイテムもあったそうだ。

 しかし、GU服は積極的にトレンドを取り入れているがゆえに、着こなしが難しい服や、若者でないと似合わない服も少なくない。そこで今回はGUの秋アイテムで、おすすめできない服をセレクト。「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が「この秋、買ってはいけないGUの服5選」を選び、恋愛コラムニストで10年以上のファッションライター経験もある堺屋大地氏に、おすすめできない理由を解説してもらった。

 今回、以下の3つを基準として選定した。

・ファッションビギナーが着るとダサくなる可能性が高いこと

・“最先端のおしゃれ”すぎて一般ウケしない場合があること

・無理に若ぶっているように見えるなどして女子ウケが悪いこと

テーラードジャケット(グレンチェック)/4990円(税別、以下同)

 全体にグレンチェック柄が施されたテーラードジャケットで、フォーマルな場などに似合いそうなトラッドな雰囲気を演出。ラペルがやや幅広になっており、シックかつモダンなデザインとなっている。カラーバリエーション(カラバリ)はダークグレー、ベージュの2色展開。

「グレンチェックのジャケットは、若者が着ると“一周回ってレトロでおしゃれ”になると思いますが、普段あまりファッションに興味がない30代、40代が着ると、“ジジ臭さ”が出てしまいがち。また、デザイン自体はきれいめなんですが、個人的な意見を言わせていただくと、決して高級な生地を使っているわけではないので、フォーマルな場に着ていくのも躊躇してしまいますね」(堺屋氏)

カットソージャケット(チドリ)/4990円

 適度に厚みのあるカットソー素材を使用しながらも、トラッドな雰囲気を演出しているジャケット。カラバリはグレー、ネイビーの2色展開。

「買ってはいけない理由は、先ほど紹介したグレンチェックのテーラードジャケットとほぼ同じ。ファッションに頓着がない30代、40代が着ると“ジジ臭さ”が出がちですし、高級な生地を使っているわけではないので、フォーマルコーデとして使いづらいでしょう。ちなみに、ネイビーのほうは遠目からはあまりチドリ柄であることはわからないため、ロンTやデニムなどと合わせてカジュアルスタイルにするなら、ネイビーのほうはアリかもしれないですね」(堺屋氏)

コーデュロイCPOシャツ(長袖)/2490円

 トレンドを押さえたオーバーサイズのシルエットを採用したコーデュロイ素材のシャツ。両胸と両脇にポケットがあるため、収納力が高いのが嬉しいポイント。カラバリはブラック、ナチュラル、ブラウン、オリーブ、パープルの5色展開。

「きちんとしたコーデュロイ生地を使っているため安っぽさはないですね。着る人を選ぶアイテムですが、このコーデュロイCPOシャツのすべてを『買ってはいけない』というわけではありません。では何が『買ってはいけない』のかというと、5色展開されているなかのパープル。現物を見るとより一層、奇抜さが際立って見えますね。ブラウンやオリーブも、センスに自信がない人は避けたほうがいいでしょう。いずれにしても、このアイテムのパープルは、若者でも相当ファッションセンスが高くないと、おしゃれに着こなせないでしょう」(堺屋氏)

シェフパンツ(ストライプ)/1490円

 丈夫なコットン素材を採用したシェフパンツは、太ももまわりが幅広で、裾に向かって先細りさせたテーパードシルエットになっている。その日の気分によってタックイン、ロールアップ、ワンクッションなどのアレンジした穿き方もできる。

「テーパードシルエットなので裾あたりはいいのですが、実際に穿くと太ももがけっこうだぶっとしてしまいます。これが今のトレンドであり、ファッション好きな若者たちはこれを着こなせるわけです。しかし、ファッションにこだわりのない30代、40代男性が穿くと、一気にダサさが出てしまうでしょう。また、柄のストライプははっきり線が出ているタイプで、諸刃の剣となるデザイン。自信がない人は手を出さないのが無難なパンツです」(堺屋氏)

ワイドトラウザー(チェック)/2490円

 トレンドのワイドシルエットを採用し、きれいめなスタイリングにもマッチするトラウザーで、上品な素材で美しいフォルムに仕上げられている。ウエストはゴム仕様でドローコード付きのためラクな穿き心地。カラバリはダークブラウン、ネイビーの2色展開。

「この手のずどんと太いパンツは確かにここ数年のトレンドになっていますし、トップスの裾をインした着こなしをする若者も多いです。ですが、このワイドトラウザーに限らず、ワイドシルエットのパンツは30代、40代の大人男性が着こなすのは、相当難易度が高いんですよ。しかもこのワイドトラウザーはチェック柄なので、さらにファッション的ハードルが上がってしまっていますね」(堺屋氏)

 今回紹介した5品は決してダサいわけではない。むしろ、トレンドを押さえたアイテムとなっている。しかし、こういったトレンド服は往々にして、ファッション感度の高い若者だからこそ着こなせるもの。コーディネートのセンスに自信がない方々には、「買ってはいけない服」となってしまうのである。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio)

※情報は2020年9月12日現在のものです。

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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