肌荒れの秋に効く!「この世で一番簡単な美容法」「ほうれい線撃退術」「美肌のツボ」
夏の間に蓄積された肌の疲れが表面化してくる秋。美容に力を入れたいけれど、なかなか時間がとれない、毎日続かないという人も少なくないかと思います。
そこで今回は、エステ講師の経験を持つ筆者が、1分でできる簡単美容法を4つご紹介します。
頭皮のブラッシングで顔のハリツヤUP
私が「この世で一番簡単な美容法」だと思っているのが頭皮の“ブラッシング”。パドルブラシを使って頭皮をまんべんなくブラッシングするだけという手軽さが魅力。実は頭皮も顔と同じようにむくんだり、こったりしています。頭皮と顔の皮膚は一枚皮でつながっているため、頭皮をブラッシングすることで以下のような効果が期待できます。
(1)頭皮・顔の血行がよくなる
頭皮や顔の血行がよくなることで顔の血色がよくなり、むくみの緩和にもつながります。また、肌にハリやツヤが感じられるという効果も期待できます。
(2)頭皮のコリが緩和
頭皮のコリを放置すると、頭皮とつながっている顔の筋肉が動きにくくなり、シワやたるみができやすくなってしまいます。頭皮のコリをほぐすことで顔の筋肉が動きやすくなり、シワやたるみの予防にもつながります。
朝のスキンケア後やお風呂上りのドライヤー後に、ブラッシングして頭皮をまんべんなくマッサージするのがおすすめ。時間にして30秒程度を目安にしてみてください。
100以上のツボが集まる「耳」ぐるぐるマッサージ
耳には足裏同様、100個以上のツボがあると言われています。そんな耳を刺激することで、自律神経の乱れを整えたり、代謝を上げたりすることができるので、痩せやすい体づくりにピッタリ。また、耳周辺にはリンパ管やリンパ節が多く存在するため、刺激することで老廃物をスムーズに流すことができ、顔のむくみ解消にもつながります。
指で耳を包むように持ち、ぐるぐると大きくまわします。前まわし、後ろまわし、それぞれ10回程度行います。フェイスラインをシュッと引き上げたいときは、後ろまわしを多めにするとよいです。マッサージ後は耳付近から顔周りがポカポカしてくるのを実感できるかと思います。
歯ブラシでほうれい線撃退マッサージ
ほうれい線が気になる人は、歯磨き後に歯ブラシを使用して、口の内側からのマッサージを取り入れるのがおすすめ。使用するのは歯ブラシの柄のほう!
舌でほうれい線部分を口の内側から触ってみると、その部分が落ちてきているのがわかります。その落ちてきている部分を口の内側から歯ブラシの柄で押し上げるようにマッサージします。片側10回程度行うのがおすすめです。
行うときは歯磨き後、口内が清潔な状態で行ってください。また、歯ブラシの柄も洗ってから使用してください。
「美肌のツボ」を押してむくみスッキリ
耳たぶの裏を触ってみると、くぼみがあることがわかると思います。このくぼみ部分が実は‟美肌のツボ”なんです。この部分にはリンパ節があり、このツボをプッシュして刺激することで、顔の老廃物が排出されやすくなります。その結果、むくみが緩和し、顔全体がスッキリするという小顔効果が期待できます。
むくみは美の大敵。むくみを放置すると、顔が大きく見えるだけでなく、余分な水分の重みで頬やフェイスラインがたるみやすくなったり、ほうれい線ができやすくなったりもするので要注意。
中指を使用してグッと押します。プッシュした状態で口を開け閉めするとより効果的。仕上げに耳下腺から鎖骨のくぼみに向かって首筋を軽くさすると、より老廃物排出されやすくなります。
今回ご紹介した4つの美容法はどれもとても簡単かつ短時間で行えます。ぜひ試してみてください。
(文=玉村麻衣子/美眉アドバイザー)