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明治メルティーキッス、森永チョコボール…コンビニで買える“冬季限定チョコ”5選!

文=清談社
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コンビニ3社の冬季限定チョコ

 冬になると、この時期にしか出会えない「冬季限定チョコ」が多く店に並ぶようになる。その理由は、気温が下がることで溶けやすい=融点の低いチョコでも流通・販売が可能になるからだ。チョコレートは融点を下げると口どけが良くなり、味わいも深くやさしくなる。各メーカーは、冬こそチョコのシーズンとばかりに、最新技術を詰め込んだ本気の商品を投入してくる傾向があるのだ。

 今年も、定番商品の新フレーバーをはじめとしたさまざまな限定チョコが登場している。そこで、コンビニで買えるおすすめの「冬季限定チョコ」を5つ紹介しよう。家でくつろぐときに、オフィスでのリフレッシュタイムに、冬にだけ楽しめるチョコをぜひ味わってみてほしい(価格は税込み)。

明治「メルティーキッス コク旨キャラメルバター」/265円

「冬のキッスは 雪のようなくちどけ」というCMソングでおなじみの、明治「メルティーキッス」シリーズ。専門店にも負けない本格的な原料や製法を追求し、冬の定番チョコとして多くのファンを抱えている。そんなメルティーキッスの融点は23℃前後と一般的なチョコより5℃近く低く、まさに雪が溶けるようなくちどけを実現している。

 今年はレギュラーフレーバー3種に加えて、「コク旨キャラメルバター」という新作が登場した。チョコとキャラメルという組み合わせに「甘すぎるのでは?」と思う人もいるかもしれないが、チョコ全体を覆うココアパウダーの苦み、そしてバターのコクと塩味がバランスを取ってくれるので、甘すぎるとは感じない。お酒にも合いそうな「大人のチョコ」といった印象だ。

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 溶けやすいので、ホットミルクに1粒入れてキャラメル風味のホットチョコレートにしてもおいしい。冬の夜、家でゆっくりくつろぎたいときにおすすめだ。

ロッテ「コーヒーリキュール」/216円

 ロッテの「冬季限定チョコ」といえば、「洋酒チョコ」シリーズが有名だ。ラムレーズンとラム酒入りのガナッシュクリームが入った「ラミー」と、液状のコニャックが包み込まれた「バッカス」は、50年以上にわたって愛されているロングセラー商品。酒のアテにもピッタリなので、ビジネスパーソンからも熱い支持を獲得している。

 そんなロッテの洋酒チョコシリーズから新たに発売されたのが、「コーヒーリキュール」だ。ドーム型チョコレートの中心に液状のコーヒーリキュールがそのまま入っており、“なぜ今までなかったのか”と言いたくなるくらいの完成度。コーヒーリキュールの中にはミルクリキュールも入っているので、アルコール感が抑えられており、マイルドな味わいとなっている。

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 この商品を存分に楽しむためには、ゆっくりと口の中で溶かしながら味わう食べ方がおすすめ。周りのミルクチョコを溶かしていくと、ある瞬間に中のコーヒーリキュールがあふれ出し、コーヒーの芳醇な香りが口いっぱいに広がる。さらに、飲むコーヒーと合わせると香りのマリアージュが複雑に広がっていくので、コーヒー好きの人は「コーヒーリキュールに合うホットコーヒー」を探してみてもいいかもしれない。

ブルボン「生チョコトリュフ 至福のミルク」/194円

 専門店などで売っているトリュフチョコは一般的に直径が3cmほどの大きさだが、袋詰めなどで市販されているトリュフチョコは全体的にサイズが小さく、一粒の食べ応えの部分で物足りなさを感じてしまうこともある。その点、ブルボンの「生チョコトリュフ 至福のミルク」はコンビニ商品ながら直径約2.5cmとかなり大きめで、専門店のトリュフチョコに限界まで近づけている。

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 もちろん、注目すべきはサイズだけではない。中に入っている生チョコは冷蔵庫で冷やしてもとろとろした舌触りで、少し噛むだけでも溶けてしまうほど。このやわらかな食感の秘密は、生クリームとココアバターをふんだんに使用していること。融点を低くすることで、口に入れた瞬間にやさしくとろける、冬季限定チョコならではの舌触りを実現している。

 冷蔵してもなめらかさを保つ生チョコ部分に対し、その生チョコを包み込む外側のチョコ部分は、かなり固めの仕上がり。カリッとしたチョコと、とろっとした生チョコという“食感のギャップ”を楽しみたい人は少し冷やしてから、全体的にとろけるような“なめらかな食感”が好みの人は常温で放置してから食べるといいだろう。

グリコ「Bitte 冬のくちどけ」/321円

 グリコが冬季限定で発売する菓子シリーズ「冬のくちどけ」。これまでにも「ポッキー」や「アーモンドピーク」などで展開されてきたが、今年は「Bitte(ビッテ)」も仲間入りした。ビッテは、さくさくのビスケットの間にクリームをサンドし、全体をチョコレートでコーティングしたチョコ菓子。クリームやチョコは濃厚ながら、ビスケットが軽い食感なので、重たさを感じさせない人気商品だ。

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 さらに、この商品は中のクリームの隠し味にコーヒー、チョコレートにはココアパウダーを多く配合することで、これまでのビッテにはない複雑で上品な味に仕上がっている。甘さ控えめなので、甘いものが苦手な人でも食べやすいだろう。

 ビッテは通常の商品もコーヒーとの相性を重視してつくられているが、この冬のくちどけ版は、特にホットコーヒーに合う逸品だ。オフィスでの休憩タイムなどに、ぜひ手に取ってみてほしい。

森永製菓「大玉チョコボール ホワイトクランチキャラメル」/173円

 森永製菓の看板商品「チョコボール」シリーズの中でも、特にビジネスパーソンに人気があるのが、大きさが通常の約2.5倍もある「大玉チョコボール」だ。食べ応えがあるのはもちろん、パウチタイプなので落ち運びにも便利。大人をターゲットにした商品なのでパッケージも落ち着いたデザインになっているが、おもちゃのカンヅメが当たる「エンゼルマーク」は付いてないので注意しよう。

 そんな大玉チョコボールにも冬季限定フレーバーが存在する。今冬限定の「ホワイトクランチキャラメル味」だ。キャラメルはチョコレート同様に夏場は溶けやすいため、秋~冬になると登場機会が増える食品だ。ホワイトチョコとキャラメルの組み合わせは、まさに冬ならではの出会いといえるだろう。

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 それだけに、通常のチョコボールと比べる甘さ、噛みごたえともにかなり強めの仕上がり。ホワイトチョコでコーティングされているキャラメルの中にビスケットとアーモンドクランチが大量に入っているため、贅沢感のあるザクザクとした食感を楽しめる。

 寒い冬に温かい部屋で食べるチョコレートは格別。しかし、融点が低い「冬季限定チョコ」は、暖房の効いた部屋に放置しておくとすぐに溶けてしまうため、保管にはくれぐれも気をつけていただきたい。

(文=清談社)

清談社

清談社

せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。
株式会社清談社

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