みなさんは子どもの頃に“知育菓子”をつくった記憶ってありますか? 自分で一から仕上げていくのが醍醐味ですが、実は最近、「大人もハマる!」と話題の“おもしろお菓子”が続々と登場しているよう。そこで今回は、SNS上でバズっている“手作りお菓子キット”3選をご紹介します。「食べる」以外に「つくる」というステップが加われば、いつもと違う刺激を楽しめるかもしれませんよ。
“なが~く伸びるグミ”にハマる大人続出中
話題の知育菓子「グミつれた」やってみたけど、これはヤバい。無から有が生まれる感がすごい。召喚獣という感じ。みんなも一度はやるべき。 pic.twitter.com/TLcSlN66Gz
— ファリードやす (@Yasu9412) May 10, 2021
はじめに取り上げるお菓子は、今年の2月15日にクラシエフーズから発売された「グミつれた グレープ味」(151円)。同商品は子どもの知育に役立つ“知育菓子”にも関わらず、ツイッターユーザーの“「グミつれた」やってみた”という動画には6.6万以上の“いいね”がつけられていました。
「グミつれた」の食べ方は、まず水と付属の粉を混ぜた“ジュース”の中にストローをセット。さらに「グミのもと」を振りかけ、ストローを持ち上げれば“粉がグミに変化”します。また、ゆっくりと上げ続けることで“なが~いグミ”に。仕上げに「モコモコあわソース」をかけると、さらにおいしく食べられるそうです。
ちなみに、クラシエの公式サイトには「どこまでなが~く釣り上げられるか挑戦してみよう!」との記述が。大人でも“長いグミ”にハマる人は多く、「まさにグミの錬金術。食べることよりも“長くする作業”の方が楽しい」「自己最長記録を更新したときは子どものように喜んだ」といったコメントが多数寄せられていました。
お菓子で“盆栽作り”?
おかしでつくる盆栽でナムさんの盆栽とそれを愛でるKOYA???
— こんゆう (@nenehajimemama) January 9, 2021
昨日教えていただいたIn the SOOP?の盆栽にしました?
もうめっちゃくちゃ難しくて、なかなか木の質感も出ないしにらめっこしすぎてどっちのお皿が合うのかすらわからなくなっちゃった??
明日はLife Goes Onの盆栽作ろう??@BTS_twt pic.twitter.com/FM4W8NmS2j
つくる側のセンスが問われる“なが~いグミ”。一方、より“工作”に特化したのが、ハートから販売されている「おかしでつくる盆栽」(378円)。付属のキャンディやスポンジケーキなどを使って“お菓子の盆栽をつくる”というユニークな商品です。
同商品には“トレイ”が入っているので、そこにキャンディを詰め込めば幹や枝の形に。また、“葉のもと”を水に溶かしてレンチンすると、あっという間に“抹茶色のスポンジケーキ”が完成。後は手順に従いながら作成すれば、ミニチュアサイズの盆栽ができあがります。
そこそこ難しいようで、「細かな作業が多いので、プラモデルをつくるときと同じくらい集中できる」「意外と集中力が必要。おうち時間を活用したい人にはぴったりのお菓子かも」などの声が。他には「渋い趣味として有名な盆栽をつくるとは思わなかった……。何気にお菓子としてもおいしい(笑)」「“鑑賞した後に食べる”って新しい楽しみ方」といったコメントも上がっていました。
集中してものづくりをしたい人は、ぜひ「おかしでつくる盆栽」にトライしてみてください。
好きな形の「きのこの山」がつくれる!?
最後に紹介するのは、明治の定番お菓子「きのこの山」を手作りできる「作ろう!きのこの山」。同商品はチョコレートとホワイト&ピンククリームが入ったチューブ、型、クラッカーを活用して、好きな形の「きのこの山」をつくるお菓子キットです。
明治の公式サイトによると、アレンジパターンは「よつご」「しいたけ」「おおつぶ」などの全8種類。チョコペンや小粒チョコを用意すれば、さらにバリエーションを増やせます。自分好みのデコレーションを見つけるのもアリですね。
購入者からは、「見たことない『きのこの山』をつくれるのがとても新鮮!」「オリジナルの形を考えるのが趣味になりつつある」などの声が。しかし、SNS上で話題になったきっかけは“お菓子のコンセプト”ではなく、「パッケージにライバル関係のたけのこがいる!」というコメントでした。
ちなみに公式サイトの「つくれるカタチ」には、「たけのこの里」とそっくりなアレンジパターンが。しかし「たけのこ!?」と濁されているため、これが“たけのこの里”とは断定できません。真実を確かめたい人は、「たけのこ!?」と「たけのこの里」を見比べてみてはいかが?
(文=編集部)
※商品の価格は記事作成時の実売価格です。