高性能かつ安価な商品を豊富に揃え、我々の生活を支えてくれる100円ショップブランド。なかでも「ダイソー」は業界でも抜群の知名度を誇っている。それゆえ、ダイソーから新商品が発売されるたびに、多くのメディアやダイソー好きのSNSユーザーがこぞって話題にしている印象もある。
こうした人気を裏付けるように、今年2月末時点での店舗展開数は、日本国内で3620店舗、海外では24の国と地域で2272店舗となっている。まさに、業界でも頭ひとつ抜けた存在と貫禄を見せつけているといっていいだろう。
そんなダイソーからは、今年の夏も魅力的な新商品が次々と登場。そこで今回は、今夏も独自にダイソーの商品を徹底リサーチした。この夏、買うべきダイソーのおすすめグッズ5選を紹介していこう。
外縫いスリッパ 和柄竹/220円(税込、以下同)
床と自分の足の清潔さを保つために家ではスリッパを着用している、なんて人もいることだろう。そんな自宅スリッパ派の方々におすすめしたいのが、この「外縫いスリッパ 和柄竹」。
足の裏との接地面はすだれ状に加工された竹細工なので風通しが良く、足裏が汗で蒸れてジメジメすることなく爽やかに過ごせるようになっているのだ。デザイン面でもこの商品はなかなか高クオリティといっていいだろう。日本の伝統的な組み木細工を思わせる幾何学模様と藍色の渋い色合いは、粋なセンスを感じさせる。
キャップ/110円
毎年のことながら夏場は熱中症対策に万全を期したいもの。そんな夏の時季に重要なのが日差しをブロックしてくれる帽子だろうが、低価格・高品質なダイソーにも要チェックの帽子アイテムがあるのだ。
その名もシンプルな「キャップ」。ポリエステル製のサラサラした手触りの本体部分に、ポリエチレン製の固めのツバがついたオーソドックスなデザイン。余計な装飾を廃しているので、意外とタウンユースのコーディネートにも合わせやすいのがうれしいポイントだ。
もっとも特筆したいのは、その安さ。しっかりと熱中症対策にもなり、取り回しの良いデザイン性を担保しつつ、価格はなんと最低価格の税込110円。カラーバリエーションもカーキやネイビー、ブラックなど種類があるので、複数買いしてもいいかもしれない。
マイクロファイバーモコモコモップ/110円
ダイソーの「マイクロファイバーモコモコモップ」は、その名の通りマイクロファイバー製のモップの先端で、モップの柄に装着して使用するアイテム。装着部分は薄手のポリエステルが布状になっており、モップの基盤部分の四隅に布を押し込むようにして固定する仕組みだ。
大きさは横幅26cm×奥行き10cmと幅広で、モコモコとしたモップは部屋の角や凹凸にたまりがちなホコリをきれいに絡め取ってくれる。ハンカチくらいの重さしかないので、大きな掃除機をかけて汗だくになるのにうんざりしている人に最適な一品だろう。税込110円とリーズナブルなので、数回使って捨てることを前提に、複数買いしておいてもいいかもしれない。
ひんやり冷感ブランケット/330円
夏場はエアコンをつけっぱなしにしていたほうが電気代はお得ともいわれ、お部屋を常に冷たく保っている人も少なくないはず。また、職場のオフィスなどもエアコンを強めにかけている場合も多い。いくら夏場とはいえ、こうした環境では少なからず肌寒さを感じて、膝掛け用のブランケットが欲しくなるものだが、暖かくなりすぎるのも困りもの。
そんな微妙な状況に寄り添ってくれるのが、この「ひんやり冷感ブランケット」という商品。本品は80×60cmというゆったりサイズのブランケットで、その材質は表地がツルツルとしたナイロン90%とポリウレタン10%、裏地がタオル地のポリエステル100%となっている。
ツルツルかつ“どこかひんやりとした肌触り”で、膝にかければ冷気を防いでくれつつ、必要以上に熱をため込まない絶妙な快適さをもたらしてくれるはずだ。税込330円という100円ショップ業界では比較的高めの値段設定ではあるが、それに見合う心地よさである。
接触冷感マスク/110円
最後に紹介するのは、コロナ禍の必需品であるマスク。今やマスクをつけないと外出がはばかられるご時世だが、夏場は口元が蒸れて熱中症のリスクにもつながってしまうこともあり、その慎重な運用が求められるだろう。
こうした防疫と暑さ対策を兼ね備えているのがこの「接触冷感マスク」だ。ナイロン80%×ポリエステル20%でつくられたこのマスクは、肌触りがツルツルかつ冷ややかなだけでなく、マスク内の吸気が気化する際の冷却効果のおかげで、不織布マスク装着時よりも涼しく快適に過ごすことができるのだ。
ユニクロが同じような効果を持つ「エアリズムマスク」を3枚組で税込990円で販売しているが、ダイソーのこの商品は1枚組でそのお値段は驚きの税込110円。デザインもシンプルでモダンかつ高見えするので、コストパフォーマンスも抜群なのが高評価ポイントである。
今回紹介した以外にも、ダイソーは思わず手にしたくなるサマーアイテムを数多く取り揃えている。厳しい夏を快適に乗り越えるためのアイデアグッズを探し出してみてはどうだろうか?
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)
※情報は2021年7月6日現在のものです。