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GU、素人が着ると“大人コドモ化&オジサン臭?”の危険な商品5選…イージーショーツ

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio
GU、素人が着ると“大人コドモ化&オジサン臭?”の危険な商品5選…イージーショーツの画像1
GUの店舗(「wikipedia」より/わたらせみずほ)

「YOUR FREEDOM 自分を新しくする自由を。」というコンセプトを掲げ、436店舗(2021年2月28日現在)を展開しているGU(ジーユー)。ユニクロの兄弟ブランドであり、ユニクロよりもさらにリーズナブルな価格設定で人気を博している。

 今春には、3990円(税込)という低価格で牛革使用の「リアルレザーダービーシューズ」を発売。価格破壊ともいえる圧倒的リーズナブルさで、攻めの姿勢を見せて注目を集めていた。

 新型コロナウイルスの影響も大きいだろうが、2020年8月期の売上収益は前期比3.1%増の2460億円、営業利益は22.5%減の218億円と増収減益。他のアパレルブランドの惨状を考えると、大健闘といえるだろう。

 しかし基本的にGU服は若者がメインターゲットとされているため、大人には着こなしが難しいアイテムや、10代後半~20代前半でないと似合わないアイテムも少なくない。

 そこで今回はGUの夏アイテムのなかで「この夏、買ってはいけないGUの服5選」をリストアップし、恋愛コラムニストで10年以上のファッションライター経験もある堺屋大地氏に、おすすめできない理由を解説していただいた。

 今回、以下の3つを基準として選定した。

・ファッションビギナーが着るとダサくなる可能性が高いこと

・“最先端のおしゃれ”すぎて一般ウケしない場合があること

・無理に若ぶっているように見えるなどして女子ウケが悪いこと

オーバーオール/2990円(税込、以下同)

 ハンマーループやタフなコットン素材などの質感で、本格的なワークディテールで仕上げたオーバーオール。胸当てとパンツが一体化しているため脚長効果もある。肩ひもは取り外し可能。カラーバリエーション(カラバリ)はナチュラル、ブルー、ネイビーの3色展開。

「『買ってはいけない』理由は一つ……若々しすぎるからです。おそらく10代や20代前半の若者でも、ファッション玄人でなければオシャレに着こなせないだろうと思えるほど、高難易度のアイテム。30代以上のファッションにあまり明るくない男性が着ると、“大人コドモ”のようになってしまって、相当カッコ悪いと思いますので要注意です」(堺屋氏)

ワイドフィットキーネックT(5分袖)NT+E/990円(値下げ後価格)

 首回りが特徴的なキーネックタイプになっているTシャツ。身幅の広さや、やや短めの丈など、トレンドのワイドフィットシルエットを採用している。カラバリはホワイト、ブラック、オレンジ、ブルーの4色展開。

「首回りのデザインが、Uネックの先端に切れ込みが入ったようなキーネックになっていて、これが最大の特徴なのでしょうが、30代以上のオシャレに疎い男性が着るとオジサン臭さが出てしまいそう。また、ゆったり着こなすのを前提にしたシルエットになっているんですが、ファッション感度が低い人が着ると、ただだらしないコーディネートになりかねません。センスのある10代後半~20代が着てこそ映える服でしょうね」(堺屋氏)

カノコVネックベストQ/1490円

 カノコ素材を採用しており、夏場で汗をかいても着心地が悪くなりにくいVネックベスト。大きめシルエット、サイドのスリット、深めのアームホールなどが特徴。カラバリはブラック、ナチュラル、ブルーの3色展開。

「ビッグサイズでゆったり着るベストは、とにかく着こなしが難しいんです。また、重ね着するインナーとの相性も重要なので、レイヤード上級者でないと一気にダサくなってしまいそう。30代以上のファッションビギナーの方がベストを着るなら、ジャストサイズのものを選ぶのが無難でしょう」(堺屋氏)

ドライラウンジイージーショーツ(リーフ)+E/990円

 南国テイストのリーフ(葉)柄のショーツで、ウエストがゴム仕様なので楽に穿ける。夏場には嬉しい吸水・速乾機能付き。カラバリはブラック、ネイビーの2色展開。

GUもさすがにコレをデート着やアーバンスタイルとして提唱しているわけではなく、ワンマイルコーデなどに使うパンツとして売り出しています。……が、そういう使用シーンだということを踏まえても、このリゾート感たっぷりのリーフ柄は、30代以上の大人には若々しすぎて、穿くとダサくなってしまいそうです」(堺屋氏)

マルチテックショーツGA/1690円

 ストリート使いやアウトドア使いもできる膝上丈のショーツ。ストレッチの効いた生地で吸水・速乾機能もあり、耐塩素機能も兼ね備えているため、水着としてプールで着用することもできる。カラバリはグレー、ブラック、ベージュ、グリーン、パープルの5色展開。

「このショーツを水着として購入するならば、アリだと思います。むしろコスパの良さも考えれば『買うべき』と言えるかもしれません。しかし、30代以上の男性がこのショーツを街で穿くのはおすすめしません。一番の理由は、少年のように膝が出るデザインが、大人女性からのウケが悪いから。着こなしセンスのある人でないと、膝丈上のショーツはカッコよく穿くのが難しいんです。ちなみにパープルは、大人の男性が着ると痛々しくなりがちなので、特に避けたほうがいいでしょう」(堺屋氏)

 誤解なきようお伝えしておくと、この5アイテムはいずれもトレンドに乗ったスタイリッシュな服ばかりだ。ただ、やはり流行服は若者でないと着こなすのが難しい傾向にある。また今回紹介した5つのなかに柄ものはイージーショーツの1つだけで、残り4つは無地ものだった。つまり、“無地だから無難で安心”というわけではないと覚えておくべきだろう。とはいえGUにも、ファッションに疎い30代以上の大人男性でもカッコよく着こなせる服は多い。ぜひ今夏のGUの『買うべき』記事もお読みいただき、GUでコスパよく夏コーデを揃えていただきたい。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio)

※情報は2021年6月22日現在のものです。

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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