私が「サラダ油は摂ってはいけない」と言う理由…亜麻仁油=オメガ3脂肪酸を摂りなさい!
筆者自らが運営している「お野菜宅配」の中に先日、サトイモが入ってきました。しかし、小さい。もう少し大きければ皮をむいて、だし汁で煮たり、味噌汁の具材にしたりするのですが、小さすぎると皮をむくのが面倒なのです。そこで、外側についている土だけ洗い落として、蒸すことにしました。蒸しあがったサトイモの皮はすぐにむけるので、それに亜麻仁油と塩をつけて食べました。ねっとりした食感と、サトイモ特有の香りと味を楽しむことができました。亜麻仁油と塩をつけるのは、サトイモだけではなく、サツマイモやジャガイモ、ブロッコリー、カリフラワーもおいしく食べられます。
亜麻仁油に含まれているオメガ3脂肪酸は、オメガ6脂肪酸と共に「必須脂肪酸」ですから、必ず食事で摂取しなければならない重要な栄養素のひとつです。体が求めているものは当然、おいしいと感じるわけですが、特に脂肪に対する欲求は、現代人が強く持っています。
なぜかというと、現代人の多くは「脂肪不足」に陥っているからです。
「そんなことはないだろう。唐揚げやトンカツやポテトチップスや、ほかにもいろいろと油は摂っている。いや、むしろ、現代人は油の摂りすぎを気にしたほうがいいくらいだろう」と、思う方も多いでしょう。
しかし、それは違います。私たちが摂るべき脂肪酸には種類があって、唐揚げやトンカツやポテトチップス、さらには市販のマヨネーズやドレッシングやサラダ油などからは摂取できない脂肪酸があり、それが不足しているのです。
その不足している脂肪酸こそが、亜麻仁油に豊富に含まれているオメガ3脂肪酸なのです。オメガ3脂肪酸は、亜麻仁油のほかにも、えごま油やシソ油などにも含まれていますが、製法などには疑問な点も多く、信頼できる製品はそれほど多くはありません。
筆者が信頼を置く商品は、こちらに紹介していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
食生活の乱れによって炎症体質に
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は、私たちの体内に入ると消化、分解、代謝されて、最終的には細胞膜の原材料になり、また「エイコサノイド」と呼ばれる体内調整物質もつくり出します。