日用品などをリーズナブルな価格で販売している総合ディスカウントストア、ドン・キホーテ。ド派手なポップや、ところ狭しと商品が並べられた独特な店内ディスプレイなどで、いまだ消費者を飽きさせない魅力を発信し続けている。
そんなドンキは、プライベートブランド「情熱価格」を2021年2月にリニューアルしたばかり。安さを一番に重視していたこれまでの商品開発姿勢を反省し、顧客と一緒に商品を作る“ピープルブランド”という意味での“PB”を目指すことを宣言。そのリニューアルに合わせて、顧客からの“ダメ出し”を受け付けるためのサイト「ダメ出しの殿堂」を開設している。
このように商品に真摯な姿勢で向き合ってきたおかげもあってか、「情熱価格」にはユーザーから高評価を獲得している商品が盛りだくさん。そこで今回は、ドンキの“この冬、買うべき商品”を5つピックアップした。買い物の参考にしていただけると幸いである。
電動歯ブラシ製造マシーン/767円(税込、以下同)
毎日の歯磨きをより快適にしようと、これまで使っていた歯ブラシから電動歯ブラシへの乗り換えを考えたことがある人は意外と多いだろう。しかし、その値段を見て購入を踏みとどまってしまった、といった経験も、またありがちな悩み。そんな人にお教えしたいのが、「情熱価格」の「電動歯ブラシ製造マシーン」だ。
こちらはその名の通り、電動歯ブラシを“製造”できる商品。普段使っている歯ブラシを、単4電池を入れた本品にセットしてスイッチを入れるだけで、まるで電動歯ブラシを使っているような歯磨き体験ができるという。
実際に使ってみると、その使い心地が本物の電動歯ブラシさながらで驚く。電源を入れた状態で歯ブラシの先に注目すると、その毛先が細かく振動しているので、普段の歯磨きでは磨きにくい歯間や歯の溝にも入りこんでくれそうに見える。また、普段使っている歯ブラシを挿し込むだけなので、家族や同居人ともシェアしやすいのが嬉しい。これが698円ならば、洗面台に1台置いておいても損はないだろう。
情熱価格プラス 極旨サラミ/437円
寒さの厳しい冬場ならば、外出せずにおうちでしっぽりお酒を嗜むのもアリだろう。しかし、いくら家飲みとはいえ、おつまみはちゃんと美味しいものを選びたいという人も多いだろう。「情熱価格」の「極旨サラミ」ならば、そんな人のお眼鏡にもかなうかもしれない。
厳選された原料を使用したこだわりの「極旨サラミ」は、「情熱価格」のおつまみにしてはやや高めの398円で販売されている。しかし、ネット上では「今まで食べたなかで1番美味しい」との口コミも見受けられるので、そのクオリティには期待ができそうだ。
本品の大袋の封を開けた瞬間からサラミらしい深みのある匂いが一気に広がった。そして、サラミの包装を剥がして一口かじると、その食べ応えに驚かされる。市販のおつまみのサラミにしてはかなりジューシーで、噛みしめるほどに旨味が溢れ出してくるような感覚がある。それでいて、スパイシーなアクセントも効いているのでメリハリもある印象。“極旨”という商品名は伊達じゃないといえるだろう。特にワインやビールがお好みの人は、ぜひおつまみに「極旨サラミ」を試してみてほしい。
水の激落ちシート/327円
「情熱価格」からは、掃除や洗濯などのシーンで活躍する日用品も豊富にラインナップされている。そのなかから今回ピックアップしたのは、「水の激落ちシート」。こちらは掃除のシーンに欠かせないメラミンスポンジ、「激落ちくん」シリーズを手がけるレック社とのコラボ商品だ。
本品は、アルカリ電解水を使用したウエットシートとのことで、水拭きではぬぐいきれないキッチンまわりの汚れを浮かせて落とすことができるという。ネット上での評判を見ると、「かなりの用途で活躍」「コスパも良く気に入り過ぎて永遠にリピートしています」など、なかなか好評を博しているようなので、その実力にも期待が高まる。
実際に本品を使ってキッチンを掃除してみたところ、コンロの周辺や電子レンジの中の頑固な油汚れがスルスルと拭き取れた。また、普段ならば洗剤を吹きかけて布巾などでこすり、その布巾を洗う……という工程を踏まなければいけないところを、これ1枚でサっと拭いてそのまま捨てられる点もかなり便利。ぜひともキッチンの周辺に置いておきたい一品だ。
やさしい甘さのカカオケーキ 10個入/327円
コタツや毛布にくるまって、ぬくぬくと過ごしたい冬の夜。テレビを見ながら家族やパートナーとのんびりとお菓子を食べて過ごすシーンもあるだろう。そんな場面にあると嬉しいのが、「やさしい甘さのカカオケーキ 10個入り」。
10個のカカオケーキが個包装になって入っている本品は、長文で商品の魅力をアピールしたパッケージが印象的。ネット上では「甘過ぎず、苦味もありナイス」「お買い得、そしてすごく美味しい」「量を考えたら、これは安い」など、味とコスパの両面で好評を博しているようなので、実食にも期待が高まる。
ゴールドの個包装を開けると、7cm×4cmくらいのチョコケーキが姿を見せた。さっそく一口かじると、濃厚なチョコレートの味わいが口いっぱいに広がる。スポンジ部分は生チョコを思わせるほどになめらかな口どけで、「情熱価格」のこだわりが感じられるはず。それでいて、くどさをほとんど感じさせないという点もお見事だ。これならば、大人も美味しく食べられるだろう。
情熱価格PLUS 米屋がこだわった 五・五合IHジャー炊飯器 IH絶品ごはん/1万978円
「情熱価格」は、オリジナルの家電商品を積極的に発売していることでも知られている。2017年からこれまでに4モデルを発表しているPC「MUGA」シリーズも、新モデル発売のたびにマニアの間で密かに話題になっている印象だ。だが、価格を抑えようとする姿勢が影響してか、その評価は大きく分かれることが多いよう。
そんな家電ジャンルのなかでも、アイリスオーヤマとコラボした「情熱価格PLUS 米屋がこだわった 五・五合 IHジャー炊飯器 IH絶品ごはん」は、ネット上での評判がすこぶる良いのである。アルミとステンレスの2層構造を銅コートで包んだ蓄熱厚釜を採用しており、さらに釜底の丸みが対流を起してお米をかき回すため、一粒一粒にしっかり熱を通すという。
ネット上の声を見る限り、「お値段以上の凄く良い品でした」「デザインもいいし炊きあがりも文句なしです」「お米も艶々していてもっちりしていて最高級の美味しさです」と、その価格と実力、デザインなどが好評だ。1万円程度と手を出しやすい価格設定のため、炊飯器の買い替えを検討している人にとっては、十分に候補に入ってくる商品なのではないだろうか。
ドン・キホーテの「情熱価格」には、この冬も気になる商品が目白押し。気になる商品を見つけた人は、ぜひお早めに店頭に足を運んでみてほしい。
※情報は全て2021年12月24日時点のものです。