キッチン用品、PC・スマホ周辺グッズ、インテリア用品、文房具、収納グッズとあらゆるジャンルを取り揃える100円ショップは、もはや我々日本人の生活に根付いていると言っても過言ではないだろう。
定番アイテムが安く買えるだけでなく、その100円ショップチェーンでしか買えないアイデア商品や、オリジナルデザインの商品が人気を集めていることも最近の傾向だ。
そこで今回は「キッチン用品」「PC・スマホ周辺グッズ」「インテリア用品」という3ジャンルにおいて、店舗数におけるトップ3であるダイソー(店舗数1位)、セリア(同2位)、キャンドゥ(同3位)の大手3チェーンを徹底比較。あくまでも独断ではあるが、順位付けを行いたいと思う。
【キッチン用品】
ダイソーではなんと、電動の「ハンドミキサー」(税込162円、以下同)が売られている。ほかにも、コップ周りに発生した水滴を吸収・気化してくれる「珪藻土コースター」(162円)も注目だろう。珪藻土とは、吸水性と速乾性に優れており、バスマットやキッチン用品などに利用される素材であることはご存じの通り。そんな優れた素材のコースターをダイソーでは安価で手に入れることができるのだ。また、調理時に手に付いた食べ物の匂いを消す効果のある「ステンレスソープ」(108円)も、おすすめ商品である。
一方セリアには、実用的なアイデア商品の種類ではダイソーに及ばないものの、洗練されたデザインの食器「ポーリッシュボウル14cm」(108円)や、家の形をした7穴の「スクエアハウス調味料入れ」(108円)などがあり、定番アイテムながらも遊び心のあるオシャレなデザインが特徴的であった。
最後にキャンドゥ。パンを削ってパン粉にできる「多機能プレート パン粉ともち」(108円)や、餃子の皮と餡をのせてパタンと折りたたむだけで、簡単に餃子を包むことができる「簡単手作り餃子(ヘラ付)」(108円)など、面白いグッズが目に留まる。ただ、用途が限定的すぎる感はあった。
キッチン用品では、豊富な品揃えとアイデア商品も充実のダイソーに軍配をあげたい。1位ダイソー、僅差で2位セリア、最後にキャンドゥといった順位付けが妥当だろう。