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壁や家具などに貼って見た目の印象をガラリと変えられる「リメイクシート」(108円)は、3チェーンともに取り扱いのある100円ショップの人気シリーズ。セリアは定番柄に加え、ブルーのタイル柄やブルー小花柄、英字新聞柄などが揃っている。ダイソーもセリアと同じようなラインナップを揃えており、キャンドゥは定番の木目柄にタイル柄などがある。こちらはそれぞれのチェーンによってカラーや細部のデザインが異なるので、比較したうえでお気に入りを見つけるのがよさそうだ。ただ、ここでもスタイリッシュ性でセリアが一歩抜け出しているように思えた。
ということで、インテリア用品では初めてセリアの勝利。次点に僅差でダイソーだろう。そして、リメイクシートの種類も一番少なく、インテリアというよりは収納のプラケースなどにラインナップが偏るキャンドゥがまたしても最下位である。
ダイソー2冠、セリア1冠
3ジャンルにわたって100円ショップの大手3チェーンを比較した結果、独断ではあるのだが、ダイソー2冠、セリア1冠、キャンドゥは3ジャンルにおいて最下位となった。
振り返ってみれば、店舗数の多さがそのまま今回の対決の結果を占っていたように思える。やはり店舗数が多ければ多いほど商品開発に費やせる予算も多く、多様な便利グッズを商品化できるという好循環が生まれているのかもしれない。
また、今回の結果ではダイソー、セリアに大きく水をあけられていた感のあるキャンドゥも、決して商品のクオリティーが低いわけでも品揃えが悪いわけでもないということは、伝えておきたい。業界3位の実力は伊達じゃなく、自宅の近所や最寄り駅の近くにあれば、重宝することは間違いないだろう。
新商品がコンスタントに発売されており、商品の入れ替えも早い100円ショップ。これからも我々の便利な暮らしを支えてもらいたい。
(文=池田ミホ/A4studio)
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