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森永製菓「inゼリー」だけじゃない!梅雨時に飲むべきゼリー飲料5選

文=清談社
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各社のゼリー飲料
各社のゼリー飲料

 関東甲信地方が昨年より早く梅雨入りし、これからは高温多湿の日々が続くことになる。暑くてジメジメする時期は食欲が失せてしまいがちだが、食事を抜くのは絶対にNG。健康に悪影響なのはもちろん、やる気が起きず、集中力も続かず、仕事のパフォーマンスも低下してしまうからだ。どれだけ箸が進まなかろうと、食事を疎かにするのは百害あって一利なしといえる。

 そこで、食欲が減退しているときでも手軽にエネルギーと栄養を補給できる「ゼリー飲料」を紹介したい。近年、ゼリー飲料市場は拡大しており、新作も続々と発売されている。今回は、定番商品の新フレーバーや、2022年春以降に発売された新商品などを中心にチョイス。進化した令和のゼリー飲料を、ぜひチェックしてみてほしい(各種情報は調査時点、価格はすべて税込み、オープン価格)。

森永製菓「inゼリー フルーツ食感」/210円

 森永製菓の「inゼリー」といえば、ゼリー飲料の老舗ブランドであり、誰もが一度は目にしたこと、そして飲んだことがあるだろう。「ENERGY」「VITAMIN」「PROTEIN」など豊富なラインナップが魅力のinゼリーから、今春、「フルーツ食感」シリーズが新登場した。名前の通り、果物のような食感をゼリーで再現した商品で、現在は「梨」と「もも」の2種類の味が売り出されている。

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「梨」は、口に入れた瞬間に梨特有のシャリシャリ食感が口中に広がり、その再現度はなかなかのもの。一方の「もも」は、さらにリアル志向で、桃果肉の弾力がゼリーで見事に表現されている。「もも」は果汁が10%も入っているおかげか、新鮮なフルーツを思わせるみずみずしさも感じられる。定番でありながら食感は新しいという、新感覚なinゼリーだ。

伊藤園「チチヤス コーヒーゼリー」/150円(自動販売機)

 ヨーグルトや乳飲料でおなじみの「チチヤス」ブランドから展開された、コーヒーゼリー風飲料。カフェラテ風味の味わいで、ミルク感も砂糖の甘味も感じられるが、ベースとなるコーヒーの苦味が効いているので、大人の消費者の期待を裏切らない仕上がりになっている。

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 このようなタイプのゼリー飲料は、飲む前に容器をよく振ってゼリーをクラッシュしてから味わうのが定番。本商品のラベルには「3回振ってね」と書いてあるが、3回程度だとゼリーが崩れず、かなり大きめの塊のまま残ってしまう。とはいえ、飲み口が直径3cmもあるので、大きめに崩しても飲みやすく、満足度も高い。ゼリー飲料でありながら食べごたえのあるメニューといえる。

 また、チチヤスのマスコットキャラクター“チー坊”が描かれたかわいらしいパッケージとは裏腹に、カフェインを36mgも含んでいるので、朝食代わりに飲めば、お腹も満たせて、眠気も覚ませられるかもしれない。

 ただ、今回の調査では、コンビニやスーパーに置かれていることが少なく、自動販売機で見かけることが多かったので、入手難易度はやや高い。気になる人は伊藤園の自販機をよく見てみよう。

acure「From AQUA 天然水ゼリー 515g」/160円(自動販売機)

 JR東日本の駅構内の自動販売機をメインに展開する飲料ブランド「acure」の「天然水ゼリー」は、水をそのままゼリーにしたという斬新な商品で、2020年の発売以来、毎年緊急増産するほどの人気を誇っている。

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 2022年3月にはファン待望の大容量サイズ「From AQUA 天然水ゼリー 515g」が自動販売機に並ぶようになった。味は従来の280gの天然水ゼリーと変わらず、ほのかなラムネ風味で、後味にはミントのような清涼感が口に広がる。食欲がないときでもかなり飲みやすい味わいで、夏場におすすめだ。

 こう聞くと「ただ容量を増やしただけ?」と勘違いされそうだが、新作の515gタイプは、容器の材質の変更により、これまでできなかった冷凍保存が可能になった。これにより、ゼリーとしても、シャーベットとしても、一粒で二度のおいしさが楽しめる商品へと進化したのである。自動販売機だけでなくオンラインショップでも販売しているが、こちらはまとめ売りのみなので要注意だ。

ハウスウェルネスフーズ「まるでスムージー」/191円

「スムージー」とは、凍らせた果物や野菜、乳製品を氷とともにミキサーにかけて作る飲み物だ。手軽に栄養補給ができるため、多忙なビジネスパーソンの中には愛飲している人も多いだろう。そんなスムージーの食感をゼリーで再現したのが、ハウスウェルネスフーズの「まるでスムージー」だ。

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 飲んでみると、ゼリーのつるんとしたのどごしの良い食感は弱めで、果物や野菜を細かくしたようなつぶつぶとした感触が残る。しかし、成分に果肉などは入っていない。おそらく、ゼリーの硬さや砕き方を工夫し、スムージーの食感に近づけているのだろう。舌触りだけでなく、食物繊維やビタミンといった栄養が摂取できる点も“まるでスムージー”と言える。

「ベリーミックス&ピーチ」は酸味が強く、後味にピーチが感じられたフルーティな風味。もうひとつの「パイン&フルーツミックス」は、パイン特有の甘さが押し出されていて、デザート感覚のテイストだった。

大塚製薬「MATCH 炭酸ゼリー パインミックス」/139円

 大塚製薬のビタミン炭酸飲料「MATCH」をゼリー飲料化した「MATCH 炭酸ゼリー」。2019年の発売以降、若年層を中心に支持を得ている人気商品だが、新たにラインナップされたニューフレーバー、パインミックス味を紹介する。

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 3回ほど強めにシェイクするとゼリーが砕け、ゴロッとした塊もありつつ、飲み込みやすい状態に。10回くらい振ると、かなりスルッとのどを通る状態になった。味はパイン風味が強めなのかと思いきや、ミックスされたりんごやキウイが刺激を包み込み、やさしくまとめ上げている。ゼリーには炭酸が配合されているのでシュワシュワした清涼感が続き、お腹が膨れるほどの飲みごたえ。仕事の合間のリフレッシュや小腹満たしとして最適なゼリー飲料だ。

 ゼリー飲料は、身体が疲れているときや発熱時の水分補給などにも重宝する。通勤時にコンビニや自動販売機などで入手するだけでなく、薬局などでまとめ買いして家に常備しておいてもいいだろう。多忙でも、手軽に賢くエネルギーチャージをして、デキるビジネスパーソンを目指してほしい。

清談社

清談社

せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。
株式会社清談社

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