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塩焼きそば127円…セイコーマート、コスパ&クオリティ最強な総菜5選&レビュー

取材・文=文月/A4studio
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セイコーマート「ホットシェフ カツ丼 大盛」
セイコーマート「ホットシェフ カツ丼 大盛」

 北海道を中心に展開するローカルコンビニチェーン店のセイコーマート(以下、セコマ)。道産子に「一番馴染みのあるコンビニは?」と聞くと、大多数が「セコマ」と答えるほど道内では身近な存在として知られているコンビニである。ちなみに筆者も道産子であり、学生時代はセコマに足しげく通っていた。

 1971年8月10日、札幌市北区に開店した「コンビニエンスストア萩中」から始まったセコマの歴史。翌年、チェーン全体を「セイコーマート」と命名し、店舗数拡大を続けていくことになる。2022年8月末現在の道内店舗数は1083店舗であり、全国コンビニ店舗数1位のセブン‐イレブンの道内店舗数・約1000店舗よりも多い。こうした店舗数の事情を考えると、道内でのセコマのシェア率がいかに高いかがわかるだろう。

 そんなセコマの魅力といえば、北海道産素材をふんだんに使用した食品群。1995年にアイスクリームを発売してから始まったリテールブランドでは、総菜、おにぎり、サンドイッチといった日配品から、ソフトドリンク、牛乳、ワイン、カップ麺なども売られており、道産食材使用の商品が1000品以上も存在。また道内に800店以上ある、手作りの弁当、ホットスナック、おにぎりを販売する店内調理型の販売コーナー「ホットシェフ」の商品は、そのクオリティの高さから多くの道産子に愛されている。

 セコマの商品は、道外の人にもぜひ食べてみてほしいものばかり。そこで今回は、旅行で立ち寄ったときに食べていただきたいセコマ商品を5品ピックアップしたので、その魅力を食レポしていく。

ホットシェフ カツ丼 大盛/600円(税込、以下同)

 ホットシェフの看板商品といえば、「ホットシェフ カツ丼」を思い浮かべる道産子は多いだろう。本品はホットシェフのなかでも、最も売上金額が高いセコマ屈指の人気商品。なおホットシェフ商品はすべて保温ケースの中に入っているので常にホカホカの状態なのだ。

 店内で炊いたごはんと、揚げたてのカツで作られるこのカツ丼。セコマオリジナルのたれで卵とじされた本品からは、香ばしいカツと出汁の効いたたれの甘い匂いが漂ってくる。卵は半熟でとろりとした仕上がりであり、カツとごはんとのコラボレーションに期待せざるを得ない。

 一口食べてみると、カツは食べ応えのある厚さであり、噛めば噛むほど肉の旨味が堪能できる。衣に染み込んだ甘めのたれは、しっかりと出汁が効いた優しい味わいであり、ごはんとの相性が最高。今回購入したのは大盛だが、通常のカツ丼も一杯で満腹になるボリュームなのでランチにもってこいである。

 ホットシェフの弁当には、カツ丼以外にも「ホットシェフ 豚丼」「ホットシェフ カツカレー」があり、そのどれもが店内調理品。カツ丼が気に入った方は、他のホットシェフ商品にも舌鼓を打ってみてはいかがだろうか。

ホットシェフ フライドチキン/278円

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 セイコーマートのホットシェフには、弁当以外にもホットスナック商品がある。なかでも「ホットシェフ フライドチキン」は、リーズナブルな価格でチキンをたっぷりいただけるので、北海道旅行のお供におすすめな商品だ。

 店内で丁寧に粉付けして揚げたこちら。カップの中には、一口大のフライドチキンが5個入っており、スパイシーな香りが鼻腔をくすぐる。実食してみると、チキンの衣はサクっとしており、肉も弾力のあるぷりっとした噛み応え。身の部分がパサパサしやすい一般的なコンビニのホットスナックチキンとは違い、水分量が多くジューシーな揚げ具合なのも驚きだ。チキンに染み込んだスパイスはちょうど良い塩梅で調合されており、どんどん病みつきになる。

 ワンハンドサイズのカップに入っているので歩きながら気軽に食べられ、価格が比較的リーズナブルなのも嬉しいところである。

チキンたっぷりペペロンチーノ/127円

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 コスパ最強、高クオリティのホットシェフ商品を2品続けて紹介してきたが、セコマの高コスパ商品はそれだけではない。自社グループ工場で製造したパスタ、スパゲティなどの麺シリーズもおすすめだ。まずは「チキンたっぷりペペロンチーノ」を紹介。

 キャベツとたっぷり乗せられたチキンが目立つ本品。開封すると、チキンとともにガーリックの香りが一気に押し寄せてくる。フォークでチキンを刺し、麺と一緒に食べてみると、にんにくで風味づけられた刺激的な味わいが口の中を満たす。唐辛子でほんのりピリ辛に仕上げられているため、飽きが来ないメリハリのある味になっているのもポイントだ。そして、主役のチキンは小ぶりながらも旨味が存分に引き出された焼き加減となっていた。

 価格はこれでなんと127円。食後の満足感を考えると、誉め言葉として“安すぎる”と主張する道産子は少なくない。ちなみに工場製造商品はホットシェフ商品とは違い、常温となっているので、温めて食べたい方は電子レンジで50秒ほどチンするといいだろう。

海老とキャベツの塩焼きそば/127円

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「チキンたっぷりペペロンチーノ」と同じシリーズである「海老とキャベツの塩焼きそば」。中央に散らされた桜海老とキャベツ、きくらげ、紅ショウガの下には麺が敷き詰められており、見た目からもさっぱり味が想像できる。

 もちもち食感の麺は、のど越しも良く食べやすい。また、すするうちにかすかに香ってくる磯の香りと香味油がさらに食欲を引き立ててくれる。少し薄めな塩味であり、変に油っぽさを感じることもないため、誰でも美味しく食べることができるだろう。

 また甲殻類特有の香ばしい匂いを放つ桜海老、シャキシャキ食感のキャベツ、肉厚なキクラゲと麺以外の具材も存在感が強い。麺も具材も127円とは思えないクオリティだといえよう。

 なお塩焼きそばといえば、北海道東部の街・北見市のB級グルメとして知られている。ほのかな塩気と道産食材が際立つ焼きそば料理なので、現地におもむいて食べる機会があれば、先に本品を実食してどんな味なのか想像するのも良いだろう。

ホットシェフ 大おにぎり ベーコンおかか/203円

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 ホットシェフはおにぎりの商品も多い。通常のコンビニおにぎりよりも一回り大きく、一つひとつ人の手によって握られているので、口の中でふんわりと崩れる食感が特徴だ。具材はさまざまな種類があるが、特におすすめなのは「ホットシェフ 大おにぎり ベーコンおかか」。

 濃く味付けされたおかかと細かく刻まれたベーコンが包まれた本品。すじこ味やうに昆布味などのほかの味に比べると、地味感は否めないが、味自体は絶品。おかかの魚介系の風味と塩気の効いたベーコンが、ちょうど良い固さのお米と相性抜群。うっすらとマヨネーズも絡められているので、まろやかさがプラスされているのも美味しさの秘訣だ。

 朝食やランチ、小腹が空いたときにぴったりのおにぎり。もちろん、すじこ味やうに昆布味、他にも鮭味、たれカツ味、昆布味、和風ツナマヨ味とバリエーション豊かで、いずれも美味しくいただける。北海道滞在中に全メニューを制覇して、自分の好きなおにぎりを見つけるのも面白いかもしれない。

 道産子のソウルフードであるセイコーマートの商品たち。北海道へ立ち寄った際には、ぜひ旅行先のセコマに足を運んでみてほしい。

(取材・文=文月/A4studio)

※情報はすべて2022年9月16日時点のものです。

※今回購入した商品の価格はすべて北海道内のセコマのものです。

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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