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自分が気になる事の大半は相手は覚えていない…5段階で整理→心配を解消

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※画像はイメージ(新刊JPより)。

「あんなこと言わなければよかった」と後から気になったり、相手からどう思われているか気になったりと、人間関係において気になってしまうことは多い。「気になる」を減らすことは毎日の充実につながる。

「あんなこと言わなきゃよかった」自分の発言が後から気になってしまう人

 『精神科医Tomyの気にしない力~たいていの心配は的外れよ』(精神科医Tomy著、大和書房刊)では、精神科医Tomy氏が、気にしなければいいとわかっていても気にしてしまい振り回されてしまう人のために、心が軽くなるアドバイスと実践的な対策を紹介する。

 心配事が多かったり、気にしすぎてしまう人は、自分の発言をあとで思い出して気をもんでしまうことが多い。

「あの時、あんなことを言ってしまって相手は気を悪くしなかっただろうか?」
「どうしてあのことを言わなかったんだろう」

といった具合である。ただ、会話の大半はたいていすぐに忘れられ、内容もぼんやりとしか覚えていないもの。相手は自分の話などろくに覚えていないと考えると、気にしていることはほとんどが杞憂ということだ。

 また、会話は「最後の言葉の印象が残る」もの。後からいくらでも塗り替えられるので、いくらでも挽回できると考えると気が楽になるはずだ。それでも、くよくよしてしまう場合は、相手の反応がなければ、待つ、放っておく、追わないこと。相手の反応が来る前に、さらに言葉を重ね、フォローしようとするのは一番良くない。これは「気になる」をさらに悪化させ、本当に気まずくなることすらある。なので、ひたすら待つのがいい。待つことは最初は辛いが、だんだんと待ち慣れてきて、やがては「ま、いいか」と思えるようになる。

 また、いろいろなことが気になるときは、頭の中がちょっとしたパニック状態になっていると言える。このようなときは、「気になる」を5つの段階で冷静に整理すること。

1.今、頭の中にある「気になること」を全部書き出す
2.「気になること」のうち、どうにもできないこと、今すぐにできないことは外す
3.残った「気になること」を優先度の高い順に並べる
4.どう対策すればいいか考える
5.対策できたことはリストから消す

 3~5を繰り返すと、気になることはどんどん減るという。気になるのは、問題が多いからとは限らない。頭の中を整理することで、「気になること」は減らしていけるのだ。「気にしない」というのは「自分軸がある」ということと、ほぼ同義であると精神科医Tomy氏は述べる。頭の中の考えごとを最小限にして、さまざまな方法を駆使して他の「気になる」を追い出す。自分のやりたいことを意識してそれを大切にすること。これを繰り返すことで、だんだんと気持ちをコントロールできるようになっていくという。

 人間関係や仕事のことなど、日常にある「気になること」に振り回されないために、本書から気にしない力を身につけてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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