新iPhone SE、6sより安価でも優位点多数!バッテリー持ち、片手操作性…
3月22日、米アップルから新しいiPhoneが発表されました。その名はiPhone SE。24日に予約を開始、31日に発売されます。
iPhone SEはiPhone 6sの廉価版という位置づけではなく、iPhone SEのほうが優れている点も多々あります。ですから、これから購入や買い替えを検討している人のなかには、どちらにするか悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2機種の比較すべきポイントについて解説していきたいと思います。
3D Touchを搭載したiPhone 6s
画面を強く押すことで反応する圧力センサー、3D Touch。iPhone SEには非搭載となっています。従って、この機能が必要な人はiPhone 6sで決まり。しかし、3D Touchが有効に活用されているアプリはまだごく一部なので、3D Touchを必要とするユーザは今のところほとんどいないでしょう。
ただ、現在のバージョンのLINEでは、3D Touchの“強押し”をすることで既読をつけずに本文を読むことができます。この機能が欲しい人は、iPhone 6sに魅力に感じることと思います。
iPhone SEなら片手で操作
iPhone 6以降は画面が大きくなり、片手操作の場合、上の端がタッチしづらくなりました。iPhone SEはiPhone 5sとまったく同じ大きさで、ぎりぎり片手で操作できます。たとえば電車のつり革につかまりながら操作するなど、片手操作を重視する人にはiPhone SEがお勧めです。
大容量を保存したいならiPhone 6s
iPhone SEには、16GBモデルと64GBモデルしかありませんが、iPhone 6sには128GBモデルがあります。動画をたくさん撮影する人は、iPhone 6sが便利です。
ちなみに、iPhone SE、iPhone 6sどちらにしても16GBだと不便を感じるでしょう。つまり、iPhone SEを購入するときは64GBモデル一択、ということになります。
電池の持ちはiPhone SEに軍配
スマホのバッテリー消費に最も大きな影響を与えるのは、実はディスプレイです。大型化されたディスプレイを搭載しているiPhone 6sは、iPhone SEよりもバッテリー消費量が大きいのです。電池の持ちならiPhone SEが有利。たとえば、動画を見るならiPhone 6sの最大11時間に対し、iPhone SEは最大13時間と約18%も長持ちです。筆者は現在iPhone 6sを使用していますが、電池の持ちがいまいちで、モバイルバッテリーを持ち歩かないと不安です。
ちなみに、iPhone 6sに搭載されているCPUには当たり外れがあり、韓国サムスン製CPUはバッテリーの持ち時間が数%から最大20%ほど悪いため「外れ」だといわれています。iPhone SEのCPUにも当たり外れがあるのかはまだわかりませんが、気になるところです。