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また、「AQUOS PHONE」はフルセグ録画ができるが、高画質なフルHD映像の録画には大きな容量が必要になり、1時間の録画で約8GBの容量になる。25GBのブルーレイディスクに地デジ映像が約3時間しか録画できないのだから無理もない。2〜3時間のテレビ番組や映画を録画しようと思ったら、16〜32GBのmicroSDメモリカードを用意する必要がある。
視聴した後に消せば、何度でも使えるわけだが、録画を保存しておきたいようなユーザーの場合、大量のmicroSDカードが必要になりそうだ。「ARROWS」のように録画はワンセグというモデルであればこの問題はないが、逆に粗い映像でしか録画できないので、ちょっとがっかりだ。
ワンセグが72時間50分録画できる空き容量で、フルセグは33分しか録画できない
いずれにしても高画質なフルセグ映像を見慣れてしまうと、もうワンセグには戻れない。フルセグチューナー搭載は、今後のスマホ選びの重要なポイントの1つになっていく予感がする。現在のシャープ、富士通を除く国内メーカーのスマホのトップモデルはワンセグチューナーを搭載しているが、今後、これがフルセグチューナーに変わっていく可能性は高そうだ。
(文=一条真人/フリーライター)
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