高価格な機種が増えるスマートフォン業界の状況をうけて、キャリア直営店や中古スマホ販売店ではなく、フリマアプリやオークションサイトでの購入を検討しているユーザーもいるはずだ。中古スマホ販売店は市場相場に応じて販売価格が設定されるが、フリマアプリなどは一般ユーザーを含めた様々な出品者が出品するため、同一機種であっても価格差が出るケースもあるのが特徴だ。そのためお得にスマホを購入したい買い手の注目が高まっているが、現在は売り手のメリットが増している状況だ。そのキーワードは「今秋発売予定の新型iPhone」だ。
新型iPhone発売予定の2023年秋、中古iPhone市場は活況の予感!
8月2日、大手フリマアプリ・メルカリは中古スマートフォン市場の最新概況について情報を発表した。メルカリが日々多くの取引が行われる市場を分析する立場から今回注目したのは、新型iPhoneの発売にともなう中古スマートフォン価格の上昇である。
ここでいう新型iPhoneとは、2023年秋に発売すると噂される「iPhone 15シリーズ」である。ナンバリングシリーズ待望の新機種とありiPhoneユーザーをはじめ世間的にも動向が注目されているが、肝心の詳細な機能や仕様はいまだベールに包まれている。2023年のスマートフォン業界の“顔”になる可能性十分の新型iPhoneが正式発表、そして発売されるとなれば、買い替えやキャリア乗り換えをともなう購入など、スマホ市場に大きな動きが生まれるのは容易に推測できる。
市場変動の余波を受けて大きな動きが見込まれるのが中古スマホ市場である。その一端を担うメルカリは、新型iPhoneの登場によりiPhoneの売買が活性化すると予測している。各メーカーは秋に話題機種と投入する傾向もあり、例年秋は中古スマホ市場は活況を迎え、中古iPhoneにおいても多くの台数が取引されている。もし予測どおり新型iPhoneが発売されれば中古スマホ市場には買い替えられたiPhone 14シリーズ、iPhone 13シリーズなどの機能性抜群の準新作スマホが出回ることだろう。
iPhoneを売るならメルカリ!大手キャリアより平均取引価格が約3.2万円増
新型iPhoneに買い替えるiPhoneユーザーは、いくつかの選択肢を迫られる。旧iPhoneをどこで下取りするかということだ。大手キャリアで買い替える際にはそのまま下取りに出すケースもあるが、メルカリ発表情報によるとメルカリ内でのiPhone平均取引価格は3大キャリアの下取り最高価格よりも約3.2万円高くなる。出品する手間が苦にならないほどの差額である。
メルカリでスマホを取引する際には、ネットワークの利用制限やSIMロックの解除状況の確認に注意が必要だ。来たる秋の新型iPhone発売を前に、出品を検討するユーザーはぜひチェックしてほしい。
出典元【株式会社メルカリ/PR TIMES】