月によって人気の機種が入れ替わる中古スマホ市場。最近は一体どの機種を購入する人が多いのか気になりますよね。そこで今回は、年間50万台の携帯端末を売買する株式会社ニューズドテックの「2023年7月度中古スマホ販売数ランキング」を紹介していきましょう。
値下げが続く「iPhone 8」がランキングトップに浮上!
同社は、インターネット通販「みんなのすまほ」によるオンライン販売の結果を集計。SIMロック解除済み(SIMフリー)の端末をランキング形式で発表しました。
まずは「2023年7月度、中古iPhone販売数ランキング」をチェック。第1位には「iPhone 8 64GB」(平均価格:16,000円)が挙がっており、2位は「iPhone SE 第2世代 64GB」(平均価格:23,000円)、3位は「iPhone 7 32GB」(平均価格:11,000円)という結果になりました。
「iPhone 8」といえば、最新OS(2023年秋リリース予定)のアップデート対象外になることが発表された背景もあり、価格は2カ月連続で1000円ずつ値下げ。その反動からか、7月は販売数を伸ばして1位に返り咲いています。このことから、中古スマホはアップデートの有無よりも価格で選ぶ人が多く、2台目や子ども用、または法人用のスマホとして活用されることが多いのかもしれません。
中古Android端末は1万円以下の機種が人気!?
同調査では、「2023年7月度、中古Android端末販売数ランキング」も発表。「Xperia XZ2(ドコモ)」(平均価格:9,500円)が見事1位に輝き、次いで2位に「AQUOS sense3(ドコモ)」(平均価格:8,000円)、3位に「Qua phone QZ」(平均価格:4,500円)の名前が挙がっています。
これまでAndroidで最も人気な機種はAQUOSかGalaxyがメインだったものの、今回初めてXperiaシリーズが1位に。またトップ3の内、2機種がドコモのキャリアであることから、中古Androidは“ドコモユーザー”から人気を博していることがうかがえます。
さらにトップ10にランクインした中古Android端末は、平均価格がすべて1万円を切っていました。そのため、“高額端末への買い控え”が進んでいることも同ランキングから読み取れます。
ちなみに「2023年7月度、中古iPad端末販売数ランキング」では、「iPad5 Wi-Fi+Cellular 32GB 9.7インチ」(平均価格:27,200円)が1位にランクイン。2位は「iPad7 Wi-Fi 32GB 10.2インチ」(平均価格:37,000円)、3位は「iPad5 Wi-Fi 32GB 9.7インチ」(平均価格:25,500円)が挙がりました。
同結果から、7月度は「iPad5」が支持を集めており、価格帯は2万円後半~3万円後半が人気を博しているようです。
様々な使い道によって需要が拡大しつつある中古市場。安くて人気の高い機種を手に入れたい人は、今回のランキングをぜひ参考にしてみては?
出典元:【株式会社ニューズドテック/PR TIMES】
※サムネイル画像(Image:Chikena / Shutterstock.com)