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2013.01.15 19:57
2012.10.12 17:01
話題のインタレストマッチ広告、通信の秘密の侵害との声も……
Yahoo!も始めた新メール広告、Gmailでは本文が覗かれまくり!?
6月に総務省が検討を開始したというニュースが報道されてから、各所で話題になった。特にクロサカタツヤ氏は「『電気通信事業参入マニュアル(追補版)』によればサーバ所在地を基準として考えるものではない」と指摘した上で、「通信の秘密」は時代の流れに合っていないとも語った。
結果としてどうなったかといえば、サービス開始時期は9月にずれ込んだものの、ユーザーにサービスの内容をしっかり理解させた上で拒否できる仕組みを設けることを条件に開始された。もちろん、広告主側に個人情報が渡らない体制も整えてはいるが、要するにある程度の対応をすればメール本文もサービス事業者が見ていいということになったわけだ。
Gmailの場合、どうも当初はサーバ側ではなくユーザーのPC側で処理しているからログを取ってはいません、という状況だったようだが、いつのまにかサーバ側で処理しているということになっているらしい。Googleの覗き見ぶりは目に余ると感じている人は方々にいるようで、Microsoftが批判動画を作ったりもしている。
ここからどう変わっていくのか?
Googleの覗き見ぶりに気づいたユーザーが、一応拒否できるYahoo!メールに乗り換えたりするかもしれない。逆にこの一件をきっかけに、もしかするとメールの中身を使ったいろいろなサービスが出てくるのかもしれない。自分の情報は自分で守らなければならない時代だけに、利用しているサービスのいろいろな機能がどういう理屈で提供されているのか、自分の情報がどう扱われているのか、再確認してみるとよいだろう。
(文=エースラッシュ)
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