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パクツイや絵や写真の埋め込みは、訴えられる?Twitterで横行する超危険行為

文=エースラッシュ
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●絵にコメントするスマートな方法

 純粋に絵を紹介したい、何かコメントして友人にも見せたいという時は、転載ではなく正しい引用をするべきだ。

 具体的には、絵そのものをツイートに埋め込むのではなく、絵が掲載されているサイト名やURLを明示し、コメントをすればいい。Twitter上のものならば、元ツイートをRTするか、URLと共にコメントするという方法がある。

「すてき」「かわいい」などの感想を作者に向けてではなく独り言としてつぶやく場合、公式RTした直後に「すてき>RT」とすれば、元の作者に通知が行かない。逆に、URLを添えた場合には、作者に通知が行くので、感想やコメントを届けたい時にはこちらを使うとよいだろう。通知の有無では本文を引用してRTする場合と同じだが、URLだけであれば作者が元の絵を削除した時に絵が拡散され続けることを防げる。

 特に気をつけなければならないのは、ツイートではなく画像を使用する時だ。例えば、自分のアイコンやヘッダーに使う場合には、事前に作者の許可を受けなければならない。勝手に使った後で「使わせていただきました」と事後承諾を得ようとするのはルール違反で、相手が承諾しなければ著作権法違反となる危険な行為だ。

 使用許可をもらいたい時には、まずTwitterのプロフィールなどに使用条件が書かれていないか確認しよう。「問い合わせをもらっても一切許可はしない」「転載は一切お断り」など意思表示をしている人も少なくない。その場合には、潔くあきらめるべきだ。

 また許可を得られた場合でも、加工しない、作者のサインを消さない、利用した場所の近くに作者の名前を添える、など作者への敬意を忘れてはならない。

 無断転載をする人が、「自分で絵が描けないから使っている」などと、開き直っているのを見かけることがある。まるで「お金がないから盗んでもいいだろう」と言っているようなもので、理不尽極まりない。最近は、アニメや漫画作品の公式サイトでTwitterアイコン用の画像が配布されることもあるので、自分で描けない人は、そのようなアイテムを活用するといいだろう。

 また、イラスト系のクラウドソーシングサイト(特定の業務の受注者を募集するサイト)などを利用すれば、Twitterアイコン程度ならば、かなり安価に描いてくれる人も見つかるはずだ。そこで自分好みの絵を描いてもらうといいだろう。絵を描けない人は、使ってもいい絵を使うか、絵を使うことをあきらめるかのどちらかだということを、よく覚えておきたい。
(文=エースラッシュ)

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