小池都知事、東京「無電柱化」を本格始動…1kmで4億円、4百mに工事7年、計75万本


 いくら国道や都道が無電柱化しても区市町村道が無電柱化しなければ、まだらな状態となって無電柱化が意味をなさなくなる。都内の無電柱化を急進させるため、小池都知事は都内の区市町村長に呼びかけている。また、国道や都道と接続する神奈川県・埼玉県・千葉県などの県道も一体的に無電柱化するために、各県の知事にも呼びかけをしている。千葉県や埼玉県などでは無電柱化に理解は示すものの、いまだ道路整備が喫緊の課題になっているために無電柱化への取り組みは進んでいない。

 それでも建設局担当者は「小池都知事が就任してから無電柱化がメディアに取り上げられる機会は増加していますので、都民の理解も深まっていると認識しています。なので、都道や都内の市区町村道の整備はスピードアップしていくと予想されます」と言う。

 豊洲や東京五輪に鋭く切り込んだ小池知事は、無電柱化革命を起こせるだろうか。
(文=小川裕夫/フリーランスライター)

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