「相馬勝の国際情勢インテリジェンス」
中国、沖縄の対岸に最新鋭ステルス戦闘機を配備か…尖閣諸島奪還が目的か、挑発先鋭化
文=相馬勝/ジャーナリスト
このため、日本政府は今から、尖閣諸島の自主防衛の手立てを考え、準備しておく必要があろう。なぜならば、トランプ次期大統領は大統領選期間中から中国への批判的な意見と同時に、「日本のせいで我々は巨額の資金を失っている。世界の警察官になることはできない。必要な負担を求める」「何百万台も車を売っている経済大国の日本を守ることはできない」などと発言し、日本が有事の際、在日米軍は出動しないとの立場を明らかにしているからである。
(文=相馬勝/ジャーナリスト)