柳瀬元秘書官に自民党からも「不遜」と批判続出…野党の18連休で法案審議に支障
そもそも、なぜこんなことになってしまっているのでしょうか。その原因は、やはり野党6党の審議拒否です。野党議員の“18連休”は国民からも批判されましたが、実際には休んでいたわけではなく、党内の会議や議員連盟の会合などには出席しています。
とはいえ、野党の国会欠席のツケを今になって払わされているということで、内心にモヤモヤを抱えている議員や秘書は多いです。それに、もともとGWは党内やボスの地元でのイベントも多いため、ゆっくり休める秘書はほとんどいません。そして、今も朝から夜中まで仕事に追われていて、モリカケ問題に始まった国会の不安定な状況が相当なストレスになっていることは間違いないです。
GW明けには、ついに「辞めます!」と叫んだ秘書までいました。その秘書は6月の会期末での退職をボスに認めてもらうと吹っ切れたようで、みるみるうちに元気を取り戻しました。そして、毎日18時に帰るという、うらやましい生活をしています。それを見て、「本来はこういう生活が健康には一番なんだろうな」としみじみ思いました。
逆に、ストレスからか、めまいを起こして病院に搬送された秘書仲間もいます。神澤も朝なかなか起き上がれず、軽いうつ状態です……と話したら、編集者さんに心配されてしまいました。政治資金の収支報告も5月末が締め切りなので、本当にキツくて辞めたくなります。でも、なんとかがんばりたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。
(文=神澤志万/国会議員秘書)