永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

片山さつき大臣、政治資金規正法違反疑惑で秘書に“責任押し付け”か…高圧的質問の蓮舫議員が物議


 この問題も、焦点は「どこまで秘書を信頼して任せているか」です。秘書に一任していて秘書がミスを犯したのなら仕方ないですが、実態はどうでしょうか。秘書仲間たちの間では、「秘書を信用しない片山大臣は秘書に情報を渡さないから、収支報告書担当の秘書が入金の全容を知らなかったらしい」ともささやかれています。また、「片山大臣が単に秘書のせいにしているだけだ」と怒っている秘書もいます。

秘書にクルマで一方通行を逆走させる議員も

 国賓や海外の要人が来日しているときは、その国の国旗を国会や迎賓館の周辺の道路に掲げて歓迎する習わしがあります。私たち秘書は、国旗を見て「今日は○○国の要人が訪日中なんだな」とわかるわけです。

 11月5日から7日までは、マレーシアの国旗が掲げられました。マハティール・ビン・モハマッド首相が、秋の叙勲において「桐花大綬章」を受章したことを受けて、大綬章等勲章親授式に出席するために来日していたのです。

 マハティール首相は、御年93ながらとてもお元気です。6月に来日されたときには、議員会館の会議室で講演もされており、国と国民を愛する姿勢に深い感銘を受けました。

 ちなみに、神澤はたまにクルマで出勤することがあるので、今回は道にはためくマレーシア国旗を見つけることができました。そして、以前に国会議員の運転手業務も務めていた頃を思い出しました。幸い、後部座席から蹴ってくるような議員にあたったことはないですが、運転免許を持っていない議員に一方通行の逆走を命じられたことはありました。

「先生、ここは行けません」

「いいから行きなさい」

「いいえ、行けません」

「行きなさい」

 クルマを道端に停めて議員と押し問答をしていたら、警察官が窓をコンコンと叩いて「ここは一方通行ですから進めませんよ。どうされました?」と聞いてきたので、救われました。今では、いい笑い話です。

 運転専業の方を雇っている事務所もありますが、秘書が兼務する場合がほとんどです。しかし、運転も簡単ではありません。移動中に車内で読書をする議員も多いので、ボスの快適なドライブのために気を使いますし、車内で仕事の指示を受けることもあります。また、関係各所へ連絡することもありますし、運転中に言われたことを忘れてしまうと、当然ながら叱られます。

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