片山さつき大臣、政治資金規正法違反疑惑で秘書に“責任押し付け”か…高圧的質問の蓮舫議員が物議
1億円強盗で逮捕された元秘書の驚きの“素顔”
11月8日には、8年前の1億円強盗致傷事件の容疑者として元国会議員秘書の男性が逮捕されるというニュースがありました。私たち秘書は「なんで、またしても議員秘書のイメージが悪くなるようなことが起きるんだろう」とがっかりです。
逮捕された上倉崇敬容疑者は、事件当時は自民党の二之湯智事務所で公設秘書を務めており、その後は佐藤ゆかり事務所でも公設秘書を務めていました。以前、佐藤議員が地元である大阪・枚方の自民党支部とトラブルになったことがありますが、上倉容疑者はその事件にもかかわっていたそうです。佐藤事務所をクビになった後は、知り合いの議員事務所に自分を採用するよう何度も根回しをしていたとも聞いています。
ちなみに、この“根回し”というのは、自ら履歴書を持参して「採用してください」とお願いするのではなく、共通の知人を探し、その知人から相手の議員に「上倉はこんなに顔が広く、ベテランなので採用すればメリットが大きいですよ!」と過大評価ともいえる話を伝えてもらうというものです。
なんと、佐藤議員の対抗馬にあたる議員事務所にもアプローチしていたそうで、当該議員は「2度面接したが、あまりにもうさんくさい雰囲気だったので断った」と語っていました。本当に、間違って採用しなくてよかったと思います。
こんな悪どい犯罪の容疑者が元秘書仲間だなんて、認めたくありません。あくまで前代未聞のケースなので、「国会議員の秘書ってうさんくさい」とか「怪しい」などとは思ってほしくないです。
(文=神澤志万/国会議員秘書)