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高橋志津奈「3face-style ~3つの顔がある暮らし~」

働くママの強い味方、疲れない靴!ラクなのに“きちんと見え”の黒のペタンコ

文=高橋志津奈/ファッションエディター

 4~5月が終わって、やっと落ち着いたというママたちも多いのでは? 私もそのひとり。子供3人がそれぞれ新生活。一番下に至っては、この間まで毎日送迎でいつでも一緒だったはずなのに、4月からはいきなり自分で登下校……。

 働くママ的には、手厚い保育園から“なんでも自分で”の小学生への切り替わりが一番大変。でも、世間の見方は「小学生になって楽になったでしょ?」というのが一般的。楽どころか、新しい生活にてんやわんやな毎日なのが現実なのだ。

 もっといえば、保育園は19時や20時まで預かってくれるところも少なくないのに対し、学童保育は大体が18時まで。その壁も働くママ的には大きい壁。私は18時だと仕事的に到底無理なので、民間の学童を選択。最大20時まで預かってくれるので緊急時にはなんとかなりそう。それでもやっぱり朝早く起こすことを考えると、18時には迎えに行きたいところとの戦いが続いています。

 幼稚園とは違って宿題が出たり、習い事へ行ったり、小学生もなかなかの忙しさ。働くママと子供のスケジュールをすり合わせるのも大変なのです。最近ママ友と会って話すことは、子供の習い事や塾の話がほとんど。というわけで私も相変わらず分刻みで移動を繰り返し、なんなら途中は走ったり。

 そんな働くママには走れる“きちんと見え”の靴が必須アイテム。最近私のヒットは、ロジェヴィヴィエのポインテッドトゥの黒のペタンコ。

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 バレエシューズはもちろん楽なんですが、ポインテッドなだけできちんと感が3割増し。ジミーチュウやマノロブラニクでも見かけます。

 セルジオロッシに至っては「YURI」というシリーズが働くママにオススメのパンプス。これはヒールがあるのにソウルがラバーなので、しゃがんでも走っても足にフィット。なんといっても日本人のためにつくられたデザインなので、木型が合う人も多いはず。私は今そのシリーズの3センチヒールを狙っています! ヒールが低くてもきちんと見え抜群だから!

 私のモットーはおしゃれは足元から。どんなにおしゃれして着飾っても、靴で見え方は大きく左右される。そして健康面でも疲れる靴を履いて一日過ごすのと、フィットして楽な靴ですごすのとでは、疲れ方がまったく違うから。ぜひ足元改革をお勧めします!

高橋志津奈/ファッションエディター

高橋志津奈/ファッションエディター

人気ファッション雑誌『VERY』のエディター/ライター。ファッション好きが高じて2007年に専業主婦からライターへ転身。抜群のセンスと読者のニーズを把握する取材力で、毎号多数のメインページを手掛ける。私服で誌面に登場すると“好きなコーディネート”のランキング入りするほど人気。3人の子どもの母であり、フォトグラファーの夫のマネージャーも務める。リアルな日常が垣間見られるブログやインスタグラムもフォロワー多数。2015年2月に出版した初の著書『VERYエディター高橋志津奈のSimple Casual』がベストセラーに

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