大掃除やめました…毎月ちょっとずつ“お掃除分散”、無理なく年中家を綺麗に保つ方法
大掃除はしなくても大丈夫!
年末になると必ず家事の負担になるのが「大掃除」。寒い冬に玄関や外掃除など、水を使った作業はかなり負担が大きいのではないでしょうか? しかも年に1度しか掃除しない箇所が家中にあり、それらを一つひとつ掃除しなければなりません。
私は今の家に引っ越してから6年目になりますが、新築の家に引っ越した時にある決意をしました。
「この家では大掃除をやめよう。その代わり年間で大掃除を割り振って負担なく作業し、年間を通じてそこそこ綺麗な家を目指そう」
こう思い立ったのです。理由は、寒い冬にまとめて掃除をする負担を減らしたかったからです。フルタイムで働いていた時は業種的に年末が繁忙期だったため、大晦日前日まで残業して仕事をしていました。自宅の掃除はまったくできず、年賀状すらぎりぎりに出す始末で、時間が取れず悩んでいた時期がありました。
新築の家に引っ越したのを機に、「このままでは年末が苦痛で家が嫌になる」と思い、どうにか掃除方法の改善ができないかを必死で考えました。
家事は溜めてしまうとやる気をなくす
「家事をやらないと」と思いつつも忙しくて見て見ぬふりをしていませんか? 作業がなるべく苦にならないような工夫をすることが大切です。少しずつ短い時間で小間切れで作業すると、負担軽減につながります。
例えば私の場合、自分が負担に感じていた大掃除軽減対策を実践しています。年末にまとめて大掃除をするのではなく、1年間で分散して掃除をして、年末を迎えた時点ですべての箇所が終わる仕組みにしたほうが負担軽減になるのではないかと思い、月1回、1箇所だけ大掃除をしていく仕組みに変えてみました。
大掃除しなくても「年中そこそこ綺麗を保つ」仕組みづくり
私は大掃除をしない仕組みづくりとして、大掃除をしない代わりに、「年間掃除計画表」を年末に必ず作成しています。この表は、年末の大掃除を各月に割り振って、負担なく作業を進めていくためのナビゲーションの役割を果たしてくれます。年間でどの程度の掃除が必要なのか、「見える化」することが大切です。
私の場合、リストの項目は年1度、半年に1度、4カ月に1度、2カ月に1度、1カ月に1~4回の各項目で、何月にどんな作業をするのか、掃除箇所のリスト化をしています。各項目には日付欄を設けており、作業が完了したら日付を埋めていきます。記録していくことで、年間でどこをどの程度掃除したら「年中そこそこ綺麗が保てたか」ということを、
具体的に把握することができるようになります。
年間で大掃除を割り振って作業していく手法は、ホテル業界で多く採用されている方法だと知り、自宅作業にも落とし込んでみたのがきっかけです。年中無休のホテル業界で特に気にしているであろう衛生面を保つ掃除手法は、自宅掃除にも落とし込めるのではないかとひらめきました。
日付を埋めていくことで年間作業が「見える化」し、達成感も感じることができるので掃除の負担軽減に必ずつながります。
今年の年末は「大掃除」をやめてみませんか? 年の始めが、この表の作成にもっとも適した時期です。
今から少しずつ大掃除を始めてみましょう。年末の掃除の負担軽減に必ずつながります。この方法は、飽き性の私でも6年継続できています。ぜひ、お試しくださいませ。