(「ウィキペディア」より)
●セブン-イレブン、1杯100円のレギュラーコーヒー「SEVEN CAFE」全国展開へ ー 誠style(1月28日)
セルフサービスのコーヒー「セブンカフェ」の本格導入を決定したセブンイレブン。各地域で順次導入を行い、8月までに全国すべての店舗に展開する予定だ。価格はホット・アイスとも1杯100円で、競合となるマクドナルドや缶コーヒーなどを意識した価格設定となっている。
これまで一部地域でテストマーケティングを展開していたこの事業。女性客を中心に、来店客は5%増加、おにぎりやサンドイッチ類の売上も2割程度アップし、ほかの商品との相性も良いようだ。同社では年間の売上目標として350億円を設定している。
●新居浜にセブンイレブン工場 300~600人雇用 ー 愛媛新聞ONLINE(1月22日)
12年、四国進出を発表したことで、「四国にセブンイレブンがなかった!」と、驚いた人も多いだろう。今春を予定するこの進出計画は現在着々と進行しており、工場新設にも着手している。愛媛県新居浜市と香川県坂出市で工事が進む同社工場。300〜600人の雇用が見込まれるとあって、地元からの期待も高い。
では、なぜこれまでセブンイレブンは四国に進出していなかったのだろうか?
これには、同社の強みである「ドミナント戦略」が関係する。一定のエリア内に高密度多店舗出店を行うことで、物流や広告、店舗指導などの効率を向上。一気呵成にその地域をドミナント=支配しようという戦略だ。昨年末にはサークルKサンクスFCとの交渉に成功し、3月〜5月にかけて、香川で40店、徳島で60店の出店が決まっている。
四国への出店によって、残る未出店都道府県は青森・鳥取・沖縄の3県となる。
●セブン&アイ、不振のスーパーは依然お荷物 ー 東洋経済ONLINE(1月8日)
セブンイレブンの好調に比較すると、セブン&アイホールディングスの他の小売事業は見劣りが否めない。
そごうや西武などの百貨店は赤字に転落、イトーヨーカドーも12年に正社員半減の方針が発表され、厳しい戦いを迫られている。特に、イトーヨーカドーでは、PB衣料品の伸長や発注精度の向上に光明が射すものの、第3四半期累計での営業利益は前年同期比62.4%と大幅な減益。今後は、売場に専門テナントを導入し、イトーヨーカドーだけでは提供できない商品の取り扱いなどを予定しているが、消費者にどれくらいのインパクトを与えるか、その成否は未知数だ。
百貨店・スーパーという“お荷物”を抱えるセブン&アイ。もしも、セブンイレブンがつまずけば、グループ全体に危機的な影響を与える。