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また、女性向けに月額4200円で洋服を定期購入するサービス「Petite jete」も終了。1000人限定サービスだったものの、利用者数は数百人。こちらも、リリースからわずか半年の短命サービスとなってしまった。
だが、これに懲りず、今後も2〜3カ月に1つのペースで新規事業を展開する方針の同社。石井瞬イノベーションセンター長は、途中経過をシビアに見ながら「3~5年のスパンで、mixiやFind Job!に匹敵するようなサービスを作りたい」と、その目論見を語る。
●ミクシィはどこへ向かうのか?~代表・笠原健治氏に聞く、『mixi』と新規事業のこれから ー エンジニアtype(1月22日)
ミクシィの笠原健治社長を直撃した本記事。なかでも注目すべきは、笠原社長によるミクシィの位置づけだ。心地良いつながりを提供できるサービスとして「方向性はサービス開始以来ぶれていない」という笠原社長。実名のFacebook、1対1のLINEと比較しながら「相手が不特定多数になったとしても、心地よいつながりを保てる。それこそが『mixi』の価値であり、ほかのSNSにはない部分」と胸を張り、「SNSを再定義する」と、オリジネーターとして原点回帰を宣言する。
さらに「海外においても『mixi』のようなコミュニケーションニーズはあると思う」と、海外展開への興味を語る笠原氏。具体的な話ではないことを強調しながらも「必ずしも『mixi』として世界に出るということではありません。『mixi』で培った経験やノウハウを携えて、まったく新しいサービスとして展開する可能性もある」と、今後の方向性を語った。
原点回帰と海外展開、はたして今のミクシィに、この2つの課題は達成できるのだろうか?
(文=萩原雄太/かもめマシーン)
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