(B)協調性はあるが、何に対しても「事なかれ主義」タイプ
物事を友好的に考えようとするこのタイプがやってしまいがちな対応は、上司に言われるがまま「本当はやらなくてもいい仕事」まで請け負ってしまうこと。
しかし、全て引き受けていては身が持たないので、無理だと判断したら断らなければいけません。その時は、「拒否」を前面に出すのではなく「相談」という形をとりましょう。「お前のために」タイプの上司は受け入れてくれるはずです。
(C)強烈なリーダーシップを持つが、強引すぎる傾向があるタイプ
「相手のため」を連発する相手のやり方自体に納得がいきません。この手の上司と一番相性が悪いのが、このタイプです。
有効なのは「一度私に任せてください」の一言。こう切り出して成果を出し、上司を飛び越えて上役に認められてしまえばこっちのもの。もはや上司はあなたの敵ではなくなります。
(D)責任感が強い反面、融通の利かない頑固な一面もあるタイプ
このタイプは「お前のために」タイプの上司との相性は、じつは悪くありません。言っていることに共感できる点も多いはずです。
ただ「お前のため」という恩着せがましい文句が苦手ならば、「お前のため」を「会社のため」と脳内で置き換えて聞いてみる。そうすることで、相手に感じる不満を減らすことができます。
本書では他にも、「やりきれない仕事を抱えてまで自分にうっとりする迷惑な人」や「お気に召さないひと言を根に持ち、嫌みと嫌がらせを続ける人」など、様々な人物が紹介され、どう対応すべきか具体的に解説されています。
職場の人間関係に少しでもストレスを抱えているのなら、ヒントにしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。