ビジネスジャーナル > キャリアニュース > 業績低迷、理由はオフィスにあり!?ニュース > 「伝わるプレゼン」にする2つの方法  > 2ページ目
NEW

専門外の人にもわかりやすく! 「伝わるプレゼン」にするために避けられない二つの関門

【この記事のキーワード】, ,

 ところで本書では、脳科学の世界でおなじみの理論として「人の脳は、(相手の話を)開始10分以内で、退屈かどうか判断する」という「10分ルール」なるものが紹介されている。このルールによれば、一度「この人の話は退屈だ」と思われてしまったら、聴き手が再び注意を向けてくれることはないという。

 よって、話し手が準備すべきは、「最初の10分で伝えたいことは何なのか」をはっきりさせ、「伝えるべき内容」を選び終えておくこと。

 またさらに、「エビングハウスの忘却曲線」といって「人間は、聞いた20分後には、聞いたことの42%を忘れ、1時間後には56%を忘れ、1日後には74%を忘れてしまう」ことを考えれば、プレゼンの中で間を置いて何度も「伝えたいこと」を繰り返し伝えるという工夫も必要になってくる。

 本書では他にも、伝えたいことを直観的に説明するための資料の作り方、聴衆が気軽に質問できるようにするための空気作り等、プレゼン初心者にとっては是非ともおさえておきたい内容が紹介されている。

 プレゼンに苦手意識を持っている人は、まずはこの一冊を苦手克服のきっかけにしてみてはいかがだろうか。
(新刊JP編集部)

関連記事

やってはいけないプレゼンするときの行動4つ
ジョブズの“魅力あるプレゼン”にあった法則
「これはすごい」と思わせるプレゼン技法3つ
人間関係を変える“能動的なプレゼン”

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

BusinessJournal編集部

Business Journal

企業・業界・経済・IT・社会・政治・マネー・ヘルスライフ・キャリア・エンタメなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト

Twitter: @biz_journal

Facebook: @biz.journal.cyzo

Instagram: @businessjournal3

ニュースサイト「Business Journal」

専門外の人にもわかりやすく! 「伝わるプレゼン」にするために避けられない二つの関門のページです。ビジネスジャーナルは、キャリア、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!