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まず、その不思議な言葉は、具体的にどんなものなのか説明する。次に、それがあることによって起こる良いこと、悪いことなどを書き出して、全体像をまとめたら、物語を考えてSSをつくるのだ。
このワークシートを利用することで、仕事でもさまざまなアイディアを生み出せると田丸さんは言う。たとえば「自動車」「携帯電話」「インターネット」という言葉を、田丸さんは著書『たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座』の中で、次の言葉に置き換えている。
・自動車=自動の馬車
・携帯電話=動く電話
・インターネット=つながるパソコン
自動の馬車など、昔であれば信じられない不思議な言葉だ。しかし、今では当たり前のように普及している。
ショートショートを作る手順に沿って発想したアイディアが、近い将来、自動車のような生活必需品になっている可能性もあるのだ。
ビジネスパーソンが企画を立てる時、ワークシート(2)のそれぞれの枠を、上の図のように「企画の素」「企画の幹」「企画の技」「企画の全体像」と置き換えてみてほしい。ただの不思議な言葉だったアイディアが、徐々に具体性を帯びてくるはずだ。
次回の会議に向けて、今日からひとり企画会議を始めてみてはいかがだろうか。あなたのアイディアが、いつか会社を、そして私たちの暮らしをおもしろくしてくれるかもしれない。
(文=平賀妙子/ライター)
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