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――タイトルに「役員になれる人の」とありますが、どの年齢層に向けて書いた、というのはありますか?
田中: 20代、30代の若い方に読んでもらえたらうれしいですね。今の若い人は、出世欲よりも、世のため人のためになる仕事をしたいという気持ちが強いといわれます。
その意味ではすごく意識が高いのですが、組織で働くとなると、上にいたほうが確実におもしろいですし、世のため人のためになる仕事にしても、上にいないとできないことがあるのも事実です。組織で上に立つという視点を持つためにも、この本は役立つのではないかと思います。
また、仕事とは別に、今の混沌とした世の中を賢く生きるためには、物事の本質だとか真実を正しく理解することが必要で、数字力はそのためのスキルです。
たとえば少子高齢化にしても、経済の状態にしても、政府や官僚がどうにかしてくれるというような話ではなくて、私たち一人ひとりが取り組んでいくべきものです。
だからこそ正確に理解して、自分なりに答えを考えないといけないわけで、数字はそのための武器になるものだということを、この本を通じて理解してもらえたらうれしいです。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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