消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
もちろん、それは彼らの商売であるから当然のことであり、良いも悪いもありません。うまく利用すれば、自分の価値を高めるのに役立つものもあるでしょう。
しかし無自覚に彼らが発する情報を鵜呑みにすると、「進学すればなんとかなる」「資格を取ればなんとかなる」「スキルを身につければなんとかなる」「セミナーを受ければなんとかなる」と思い込まされてお金を払ったものの、結局なんともならない結果になるわけです。というのも、そこには自分はなんのために勉強するのか、どういう自分になるためにどういう勉強が必要なのか、そしてその内容と方法は適切なのか、あまり考えていないからです。
「変差値」
一方、私の周りにいる年収1億稼ぐような人たちは、どんな勉強をしているのか。あるいはどのように勉強しているのでしょうか。
そもそも彼らは、強烈な目的達成意識と現実主義的な視点を持っています。だから他人が発するフワフワした「夢」とか「成功」に、簡単に自分を預けたりすることはありません。
彼らは、自分が身に付けなければならないこと、自分が変えなければならないことを明確に定義し、そのためにはいったいどういう方法が本当に効くのか、最適な勉強法を自ら創造するのです。
そして彼らは、異端としてのセンスを磨く勉強をしています。その結果、普通の人がおかしいと思わないことに対して疑問を唱え、普通の人が当たり前だと思っていることに対して違和感を覚え、普通の人が変えられないと思っていることを変えようとします。普通の人がハイリスクと感じることに挑戦するし、普通の人があきらめる場面でもやり続けます。
それはつまり、「偏差値」ではなく「変差値」を高める勉強です。そんな「変差値」を高めるための勉強法にご興味を持たれた方は、筆者の最新刊『年収1億の勉強法 年収300万の勉強法』(学研プラス)を参照していただければ幸いです。
(文=午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役)
『年収1億の勉強法 年収300万の勉強法』 ゼロからお金持ちになるための「勉強法」を教えます! 「使えない男」が覚悟を決めて勉強に勉強を重ねた結果、 満員電車に乗らず、上司にどやされず、 好きなことをやりながらお金がどんどん貯まっていく毎日を手に入れた。 いまや預金通帳の残高は単なる記号にしか感じられず、 使うことに何の躊躇もない。 お金がないから諦めるという場面もほとんどない。 ……いったい、どんな「勉強」をしたのか! ?
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