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たとえば、「周りの人は何とも思っていないけど、自分はなぜか嫉妬してしまうんだよな」「他の人は好きじゃないみたいだけど、自分はいいと思うんだよな」という感情や気持ちは、勝手に湧き上がってくるものなので止めようがありません。
著者は、こうした感情や気持ちを受け入れることは「天気」のようなものだと言います。
雨が降ってきたら、雨が降ってきたことをごく自然に受け入れ、傘をさしたり濡れないところに走ったりするものです。感情を否定することは「雨が降るなんて間違っている!」「いや、これは雨じゃない!」と傘をささずに歩くようなものなのです。
雨が降ることは、自分の力ではどうしようもありません。同じように、感情が湧き出ることも止められません。その素直な感情や気持ちを「他の人が○○だから」「周りに△△だと思われそうだから」と、無理に否定すると心が苦しくなってしまいます。
わざわざ好き嫌いを口に出して相手と敵対する必要はありません。しかし、心の中で「これを好きじゃダメなんだ」「嫌だと思っちゃいけないんだ」と思わず、「この人はそう感じるのだな」と、それはそれとして受け止める。その上で、自分の感情や気持ちを否定しないようにすることが大切なのです。
(ライター/大村佑介)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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