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「安売り」はもうしない。脱価格競争のマーケティング方法を伝授

新刊JP
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■プロモーション(販促)への工夫

 自社の商品をメディアに取り上げてもらう「広報」や、媒体を使って自ら情報を発信する「広告」といった手法のほかに、自分たちで出来る販促方法も多い。例えばSNSの運用や、記念日ごとの販促キャンペーンなどがあげられる。

 特に記念日については、1年365日毎日何かしらの記念日が制定されているので、自社の商品やサービスにマッチした日を見つけてみてはどうだろう。ちなみに「パンの記念日」は4月12日だそうだ。

 他にも自社ツールなら名刺を二つ折りにして情報量を増やすなど、オウンドメディアを利用した販促活動など、少ない予算でできることはたくさんある。もちろん全ての手段を講じよという話ではなく、安易な安売りで疲弊をする前に自社の規模・商品に合った形で手を打つことが大事だ。

 本書の終盤では「それでも打つ手がなくなったら…」というところで安売りを成功に導く戦略的値下げアイデアも紹介している。ただ、やはり安売りは最終手段。価格競争の波に巻き込まれずに勝てるポジションに行くことが大切だ。

 小さな会社になると、マーケティングを片手間でやっているという経営者もいるかもしれない。そんな人に読んでほしい一冊である。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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