「意中の女性との距離がなかなか縮まらない……」
「気になる女性にアプローチしたいけれど自信がない……」
そんな悩みを抱えている男性は意外と多いのではないでしょうか。
『こっそり使える恋愛心理術』(ゆうきゆう/著、大和書房/刊)は、精神科医であるゆうきゆうさんが、実際の恋愛の場面で使える恋愛心理術をまとめた一冊。
ここでは本書から抜粋して、意中の女性にアプローチする際に使えるテクニックを紹介したいと思います。
■会えない時間も思い出させるテクニック
最初はどうでもいいと思っていたタレントが、何度も見ているうちに好きに思えてきたこと、ありませんか? これは「単純接触の原理」といって、「たくさん顔を合わせるほど、その人のことが好きになる」という心理作用です。
「何度もデートできる仲なら最初から悩んでないよ……」という声が聞こえてきそうですが、大丈夫。著者はそんな人のために、限られた時間の中で「単純接触の原理」を応用する方法を紹介しています。
著者が勧める方法は、とても簡単です。それは、会話の中で「しっかりと笑顔を作る」こと。
ポイントは、「普通の顔」→「笑顔」という表情の切り替えを、一回の会話で最低3回行うことです。多くの表情を見せることで、相手は実際に会っている時間以上に、あなたの存在を濃密に感じてくれるはずです。
■「特別な人」になるテクニック
意中の人の「特別な存在」になりたい……。そんな悩めるあなたに是非知っておいてほしいのが、心理学者ケリーの「人は、ある行動から何かを判断する場合『人』『状況』『対象』の3つを考えるべきである」という理論です。
実際に、人は無意識のうちに「人」「状況」「対象」の3つからから判断を行っていることが知られています。つまり、「特別な人」になるためには「人」「状況」「対象」から、あなたがその人にとって特別であるということを示せばいいのです。
そのためには「自分にしかできない・言えない」ことを「相手にしかしない」と感じさせ、「3回以上繰り返す」必要があります。
例えば、「一緒にいると安らぐよ」などとほめ言葉を言った後に、「だれにでもこんなこと言うわけじゃないんだ」と伝え、次やその次も同じように相手のことをほめることで、相手はあなたのことを「特別な人」と認識するようになるのです。
いかがでしょうか。
好きであればあるほど、どうアプローチしていいのか分からなくなる人もいるはずです。そこで少しでも恋愛心理術を知っておけば、行動の指針ができて、相手との距離を縮めることができるものです。
そして、一番大切なのは、動くこと。出来る限りはやく試すことをおすすめします。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。