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■「痴漢冤罪」を避けるためにまずすべきこと
上記のようなケースで、まずすべきなのは「一刻も早く弁護士に依頼する」ということ。これは、留置場に入れられてからでは遅すぎる。現場となった駅の駅員室に連れ込まれそうになった瞬間から、弁護士を呼ぶ権利が生まれるため、万が一巻き込まれてしまったらすぐに弁護士を呼ぶべきだ。
また、そのためにも普段から「緊急を要する方へ」と、緊急連絡先を明記している、刑事事件専門の弁護士事務所や、各地方の当番弁護士派遣専用の電話番号を携帯電話に登録しておくと便利だろう。
その他にも、痴漢事件に巻き込まれる前に準備できるアイテムや、その使用方法も紹介している。
■ブタ箱に入れられてから読んでも、もう遅い?
多くの男性は、「痴漢冤罪」の怖さなど重々承知で、普段から自分なりの予防策を講じている人は多いに違いない。しかし、それでも「痴漢冤罪」はある日突然やってくる。
本書には、この冤罪で考えうる最悪のシナリオをシミュレーションストーリーとして紹介している。何の準備もしないで痴漢冤罪事件に巻き込まれたら、どうなってしまうのかを疑似体験してほしい。
更に現行法とリアルな司法システムの中で、考えうる限り現実的な対応策が実績ある刑事弁護士の監修の下、詳しく解説されているので、自分の身を守るためにもぜひ活用していただきたい。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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