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「朝令暮改」と聞くと、「言うことがコロコロ変わる」というネガティブなイメージが持たれますが、言ったことを変えるということは、自分の決断が間違えていたという非を認めることでもあります。自分の判断が誤っていたことを認めて、それを部下たちに伝えることが信頼を集めるリーダーの条件になるのです。
また、もう一つ松井氏は重要なことを挙げます。それは、「方法は変えても方針は変えない」ということ。会社の根幹に関わる理念やポリシーといった軸がぶれなければ、方法はどんどん変えていくべきなのです。
本書の中で「リーダーとしてのあり方」は語られているのは第4章の部分だけで、他にも若手社員の育成方法や、無印良品流ユニークで過酷な海外研修の事例、社員のモチベーションを高めるコミュニケーション術など、組織の活性化に役立つアイデアと実例が詰まっています。
良品計画はなんと本部社員の離職率が5%という「働きがいのある会社」。その根底には、社員たち自身も無印良品というブランドを愛していることともに、ユニークな人材育成方法にも要因がありそうです。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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