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父親が「帰る」といったためそのままにしておいた親の家を本格的に片付けることになったのは、父親の一周忌の直前。不動産屋から勧められ、築40年の家は解体し、土地だけ売却することにしました。幸いにもすぐ買い手は見つかり、かなり急なスケジュールながらも、「親家片」は順調に進んでいきました。川島さんは「迷う暇もなかった」と振り返ります。
無人の家を抱えているストレスは想像以上に重く、手放したときは心からほっとして肩の荷が下りたと川島さん。両親の老いを目の当たりにして学ぶものがいろいろあったと語っています。
多くの「親家片」経験者が、自分の親が老いていく様子に対する絶望感を覚えたといいます。さらに、親の家にあったものを通して、自身の親の人生と向き合わなければいけない――それは、今までになかった体験です。そうした想いを乗り越えて、「親家片」を終わらせた人たちの体験談は、まだまだ親が健在な人にとっても、おおいに参考になるはず。いつその現実が襲いかかってくるか分かりません。
『親の家を片づける お助け便利帳』は具体的な家の片づけの方法が、写真などを交えながら、分かりやすく紹介されています。少しでも気になったら、準備をはじめてみるのもいいのかもしれませんよ。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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