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では、いよいよ「ふくしま式200字メソッド」の全貌を明かそう。そのメソッドは以下のような文章の「型」である。
( ア )は、〔 1 〕(な)ため、〈 A 〉である。
しかし、( イ )は、〔 2 〕(な)ため、〈 B 〉である。
だから、( ア )よりも( イ )のほうが〈 C 〉であると言える。
文章はおおまかに「根拠」→「結論」と流れていく。この型の場合、前2行が「根拠」部分であり、後1行が「結論」となる。そして、その「根拠」の部分で対比を行う。アには「野球」、イには「サッカー」といった具合だ。
この型の心臓部は「ア」を否定し、「イ」を肯定するという対比の部分。ここさえちゃんと押さえていれば、感想、意見、主張などを含む文章であれば、いくらでも書くことができると著者は述べる。
本書はこの「型」を基本として、文章の質を高めるための技術を教えてくれる。もちろん、「味のある文章」「個性的な文章」を書くことだって可能になる。また、最初は200字からのスタートだが、長い文章にも対応できるようになっている。
子どもに文章の書き方を教えるために読んでみてもいいのだろうが、それだけではもったいない。自分自身も「型」を身に付け、仕事にプライベートに活用してみてはいかがだろうか。きっと役に立つはずだ。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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