大隈重信が1882年に創立した東京専門学校を前身として、1920年に大学令に基づいて早稲田大学に改組された。大隈はオランダ出身の宣教師グイド・フルベッキ大に建学の精神を学び、「フルベッキなくして大隈なし、大隈なくして早稲田大学なし」と讃えられた。
伝統的に作家を多く輩出し、「AERA」(朝日新聞出版)が集計した芥川賞や直木賞など主要な文学賞受賞者の出身大学ランキング(23年)で1位(259名)となり、2位(96名)の東京大学を大きく引き離している。東京六大学野球の優勝回数は48回で、六大学で最多(24年現在)。2010年、大学院・先進理工学研究科に、日本初となる他大学との共同専攻(共同先端生命医科学専攻など)が設置された。学部学生数(24年度)は3万8987名で、日本大学(6万6866名)に次いで2番目に多い。医学部の開設が悲願で、東京女子医科大学の買い手候補に名前が上がる。